自由を死守した無法者
月末モードに入っているので、時間が有する限り原稿に集中している。あと5日だけれど大丈夫かいなwww
脳みそが煮詰まりそうなこんなときは、スカッとする映画が気分転換に最高。たまたま観た映画が、願ったりかなったりの作品だった。
『ロビン・フッド』という2010年のアメリカ・イギリス合作映画。
以前はロビン・フッドというキャラにあまり興味がなかった。でも『ロビンとマリアン』という中年になったロビン・フッドの物語を観て、このキャラに興味を持つようになった。その映画のロビンはショーン・コネリーで、マリアンはオードリー・ヘプバーンだった。
ということでこの映画を観たけれど、めちゃめちゃ面白い作品だった。とにかくロビン・フッドを演じたラッセル・クロウがカッコいい。『グラディエーター』でも一緒に仕事をしていたけれど、リドリー・スコット監督とは相性がいいんだろうね。
ストーリーはシンプルで、ロビン・フッドが無法者と呼ばれるようになった経緯を語った作品。イギリス王の側近が、フランス国王と結託してイングランド諸侯の内紛を画策した。そのすきに乗じて、イングランドを征服してしまおうという陰謀。
だけどロビンの活躍によって、イギリス王は民主的な政治を行うことを約束する。そのことで内紛は収まり、ドーバー海峡を攻め込んできたフランス軍を追い返してしまう。ところがイングランド王のジョンは納得がいかない。
なぜならその成果がロビンだと誰もが知っていて、彼を称賛したから。王はロビンに嫉妬して、平和になったとたんに民主的統治の宣言をなかったことにする。それどころかロビンと仲間を無法者と決めつけて命を奪おうとした。
シャーウッドの森にひそんだロビンとマリアンの夫婦、そして彼らの仲間たちは自由な自治世界を構築して、イングランド王の理不尽な統治に抵抗していくという物語。
これは理屈抜きに面白い。戦闘シーンが最高だったので、できれば映画館で観たかったなぁ。そしてラッセル・クロウに負けず劣らず、マリアンを演じたケイト・ブランシェットが強くてカッコいい。そのうえめちゃ綺麗だった。
ウィリアム・ハート等のイギリスの名優たちが共演しているので、イギリス人俳優が好きなボクには完璧にストライクの作品。とてもいい気分転換になった。
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