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高羽そらさんインタビュー

子供のPC離れが気になる

日本の子供のPC離れが進んでいる。それも日本だけ。それはちょっとヤバい気がする。

 

世界で唯一、日本の子どものパソコン使用率が低下している

 

ボクのような中年世代は、時代の変化をモロに体験してきた。音楽に関してはレコードがCDに変わり、MDがストリーミングに移行した。

 

そしてIT関連ではワープロ専用機がパソコンに取って代わり、公衆電話が携帯電話、さらにスマートフォンへと変貌した。

 

だけどいまの小学生たちにすれば、それらは生まれたときから存在する。それゆえパソコンなんて普通に使っていると思っていた。ところがそうでもないらしい。

 

リンク先の記事によると、日本の子供たちのPC使用率が異常なほど低いそう。それがわかるきっかけになったのが、国際学力調査による日本の子供の成績の劣化から。読解力が著しく低下している。

 

その理由は様々だろうけれど、大きな要因としてパソコンによるテストに慣れていないということが指摘された。

 

自宅にノートパソコンがあり、自分もそれを使う、と答えたのは、日本の子供ではわずか35パーセント。

 

だけどアメリカは73パーセント、イギリス78、韓国63、そしてデンマークなどは94パーセントになっている。どれだけ日本が低いか明らか。日本の生徒の PC使用率は発展途上国を下回るという数字が出ている。

 

どの国もパソコンの使用率が上昇しているのに、日本だけが下降している。その理由として考えられるのがスマートフォンの普及。わざわざPCを使わなくても、スマートフォンで事足りるからだろう。

 

たしかにスマートフォンがあれば、電話だけでなくネットにも接続できるし、音楽を聞いたり映画を観たりもできる。SNSでのやり取りも楽しむことが可能。だからPC なんて必要ない、という感覚は理解できる。

 

でもよく考えたほうがいい。スマートフォンが普及しているのは日本だけじゃない。なのに他国はPC の使用率が上昇している。その理由を真剣に検討するべきだと思う。

 

ボクの感覚だけれど、スマートフォンは受動性が高い。情報を受け取ることに適しているけれど、必然的に受け身になりやすい。

 

だけどPC は能動性が高いと思う。つまりクリエイティブな発想をするためには、PCの持つ役割が大きな意味を持っているような気がする。プログラミングを目的としていなくても、キーボードで文字を打つことに何らかの創造性を感じることがある。

 

おそらく両手を使うことで脳が活性化しているのでは。さらにPCのハード、そしてOSを含めたソフト面の構造について知ることは無駄じゃない。ただ使えるということ以上に、仕組みを知ることで得るものは多い。

 

外国で使用率が高くなっているのは、PCが持つであろう能動性によって刺激を受け、よりクリエイティブなインスピレーションを引き出す可能性が高くなるからだと思う。日本の子供たちは、そんな機会を逸しているのじゃないだろうか。

 

オジサンのたわごとかもしれないけれど、スマートフォンだけじゃなくPCに触れる機会を教育関係者はもっと増やしていくべきだと思う。まぁ教える先生が使えないという問題もあるだろうけれどねwww

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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