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高羽そらさんインタビュー

第三の眼を使った読書法

第三の眼というものがある。いわゆるサードアイと呼ばれているもので、これを第六のチャクラと称する人もいる。

 

スピリチュアル思想によると、このサードアイが開くと超能力のようなものが開眼すると考えられている。千里眼というやつかな。

 

ボクが体験しているものはこの現象かどうかわからないし、超能力に関心がないので別にどちらでもいい。だけどその体験が面白いので、『自称』ながら第三の眼というものをボクは多用している。

 

主に体外離脱の直前に体験することが多い。最近ではその状態だけを意図的に起こせるようになった。

 

その第三の眼が開いたのがわかる瞬間がある。目を閉じたままで変性意識に入ると、部屋の様子が見える。かっちりと目を閉じているのに、自分が横になっている部屋の様子を知覚することができる。暗視カメラに近いかも。

 

この段階で体外離脱をすることもできる。でも面白いのは放置すること。すると勝手に周囲がスクリーンのようになり、何らかの映像がスタートする。これは自分の想像が生み出したものではないことが直感的にわかる。

 

知人の顔を思い浮かべたり、通った小学校の様子を思い浮かべるのとはちがう。記憶のなかから再現された映像ではなく、明らかに未知の領域から表出した映像だから。潜在意識から出た可能性はあるけれど、少なくとも顕在意識では記憶に存在していないことはわかる。

 

この第三の眼は眠れないときのお遊びでもあるんだけれど、昨年の暮れあたりからふいに活性化するようになった。

 

それは読書中。小説やビジネス書に関係なく、読んでいる内容に関する明確なビジョンを脳の奥で感じるようになった。肉眼では本の文字を追っているのに、脳内ではその内容が映像化して再現されている状態。

 

これはうまく言語化できない。たとえば赤いリンゴという文字を見て、それを思い浮かべるのとは少しちがう。第三の眼には見ようとするボクの意図が介入していない。ただ勝手に現れるとしか言えない。

 

この現象が出てくると、完璧に時間を忘れて本の世界に入り込んでしまう。そして何度か経験しているうちに、そのスイッチの入る要因がわかったような気がする。それはその文章が『ボクにとって』価値があるかどうか、ということ。

 

この「価値』に関しては完璧な主観かもしれないし、あるいはハイアーセルフ的な意思が発動しているのもしれない。どちらにしても他の人にとっては意味のない可能性がある。だから同じ本を読んでも、別の人はつまらないと思うかもしれない。

 

でも読書中に第三の眼が関与するようになって、俄然読書が楽しくなってきた。そういう意味ではここ数ヶ月でボクの読書法が大きく変化している。そしてそれはアウトプットにも影響が及びつつある。

 

つまり自分が書いた文章で、第三の眼が発動するかどうかをチェックしている。小説を書いて読み直すときに、この現象が起きるかどうかをかなり意識している。もう少し練習が必要だけれどね。

 

読むだけでなく、書くことに関してもこの第三の眼を応用できれば、新しい世界が広がっていくような気がしている。今年のテーマはこの読書法を確立して、自分のアウトプット作品にも応用できるようにすることだな。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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