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高羽そらさんインタビュー

この無償の愛を見習いたい

無償の愛という言葉で思い浮かぶのは、子供に対する親の行動、特に母親の愛情の強さと深さに感動する。種の保存という意味でも、動物が本来持っている本能なんだろう。

 

以前見た猫のドキュメントでも、子猫に対する無償の愛に感動したことがある。親にはぐれた子猫がいた。たまたまその地域を統括するボス猫が通りかかった。クンクンと匂いをかいで、まだ生まれてすぐの赤ちゃんだと思ったのだろう。

 

なんとそのボス猫は赤ちゃん猫に自分のオシッコをスプレーして匂いをつけた。そしてメス猫たちが集まっている場所に連れていった。つまりボスのお墨付きだということ。集まってきたメス猫たちはその子供を新しい家族として受け入れていた。すごいよね。

 

そんな親子に関わる無償の愛だけでなく、自分たちの仲間にそんな行動を見せる動物がいる。ボクはその動画を見て、思わず涙ぐんでしまった。

 

ヨウムは見返りを求めることなく仲間を助ける

 

その動物はヨウムという鳥。彼らはカラスに匹敵する知能の高さを持っているそうで、カラスと並んで『有毛の類人猿』と呼ばれているらしい。それほど人間と近い行動を見せるということ。

 

リンク先の記事と動画を見てもらえば、それがどのような行動なのかすぐにわかる。とにかくあまりに可愛くて、健気で、ボクは心底感動した。

 

実験の仕組みはシンプル。小さな金属の輪を人間に渡せば、エサがもらえるようにしつけられている。2羽のヨウムを仕切にあるケースに入れるが、その仕切には小さな穴が開いている。

 

その状態で実験を開始すると、ヨウムは金属の輪を人間に渡してエサをもらう。お金と一緒だよね。そのうちの1羽の正面の窓を閉じて、エサをもらえないようにしてみる。となりのヨウムはそのままエサをもらえる。

 

エサをもらえなくなったヨウムはどうするか? 怒るか、すねてしまいそうだよね。

 

ところが自分が食べられないとわかると、そのヨウムはとなりのヨウムに自分が所有している金属の輪を与えた。「ボクは食べられないから、君がこれで食べればイイよ」という雰囲気。

 

そしてその金属の輪をもらったヨウムは、それを使ってエサをもらっていた。同じ実験をもし人間の子供でやったら、泣き叫んで終わりだろうねwww

 

複数のヨウムで実験しても、ほぼ同じ結果が出るそう。だけど他の鳥だとそんな行動を見せない。ヨウムだけが他者を助けようとする行動を見せるとのこと。

 

彼らがなぜそんなことをするのか、そしてどういうい気持ちで行っているのかは、ヨウムたちに聞いてみないとわからないだろう。意外とシンプルで反射的な行動なのかもしれないし、もしかしたらそこには人間が驚くほどの崇高な意識が存在しているのかもしれない。

 

本心はわからないけれど、自分が食べられないのに他人を助けようとしているのは事実。ボクたち人間は、ヨウムの行動を見習うべきかもしれないね。

 

最初に子供に対する親の愛について書いた。そこには無償の愛があるのは事実。でも同時に人間には、実の親による虐待があとを絶たない。殺人事件でもっとも多いのは、肉親関係だという結果が出ている。もしかしたら人間は、動物として大切なものを失いつつあるのかもしれない。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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