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高羽そらさんインタビュー

『引き寄せの法則』にひそむ盲点

LINEノベルが主催している第1回令和小説大賞に過去作品をエントリーしていたけれど、今日になって落選がわかった。全部でなんと4440作の応募があって、そのなかから最終選考に残った10作品が発表された。残念ながらボクの名前はなかった。

 

小説を書いていると、こういうことは何度も経験する。かといえば少し前には、3000以上あった応募作の最終選考の6作に残ったこともある。まぁ、こんなことの繰り返しなので、気持ちを切り替えて次の作品に集中するだけ。先日のブログに書いたけれど、意外とボクはメンタルが強いのかもねwww

 

ただ今日の落選はなんとなくスッキリした。なぜなら今日は節分で明日は立春。本当の1年の始まりは立春だと言われているから、今日の節分までは旧年中のようなもの。そこで厄落としできたような気分なので、明日からの新年を気持ちよく迎えられる。

 

思うようにいかないことがあるから人生は面白い。そんなことを考えていて、あることを思い出した。それは『引き寄せの法則』というもの。

 

スピリチュアルなことに関心のある人なら、耳にしたことがあるだろう。かなり以前になるけれど、一時的に大流行したことがある。そしていまになっても、この法則を信じて日々を過ごしている人も多いだろう。

 

ボクも当時は関心を持って、いくつか本を読んだ。そして試してみようと思ったこともある。だけどいまはまったく関心がない。むしろこんなことやめておいたほうがいいと思っている。貴重な人生の時間を無駄にしているだけだとしか思えないから。

 

『引き寄せの法則』というのを簡単に説明すると、実現させたい出来事をリアルにイメージすること。そうするとその現実が実際に引き寄せられていくという考え。だけどボクはこの法則には隠されている盲点があると感じた。

 

ここから先は、死が終わりではないというボクの信念に基づくものとなる。死んだら終わり、と考えている人にはこの先を読んでも意味がないからね。

 

ボクは輪廻転生というものを確信している。だからいまの人生には、ボクがテーマとしているものが必ず存在している。今回の人生においてそのテーマに基づく学びや経験を得るため、生まれる前に人生の青写真を作りあげているはず。そこには起きるべき出来事、出会うべき人々がリストアップされている。

 

ここで最も重要なことがある。そのテーマについて本人は知らないということ。何を学ぶかを分かっていたら、新鮮な経験として行動することができない。答えを知らないからこそ、本当の意味で学びとなる。だから絶対にそのテーマについては思い出せない。

 

さて、そこで『引き寄せの法則』が登場する。いまのボクがある出来事を望んだとしよう。たとえば大金持ちになって優雅に暮らしたい。そうイメージしたとしよう。

 

だけどボクの生まれる前のテーマが、『欠乏から何かを学ぶ』だとしたらどうだろう? ボクの顕在意識は全力で金持ちになることをイメージしても、ボクの真我が徹底的にそのことを妨害する。だってテーマとちがうことだから。

 

つまり『自我』が引き寄せたいことが、『真我』の引き寄せたいことと同じとは限らない。たまたま重なった場合に『引き寄せの法則』の成功例として本で紹介されているに過ぎない。それはその人にとってそうだっただけ。

 

本来のテーマとまったく正反対のことを引き寄せようとしていたら、永遠にそれが実現することはないだろう。だからそんなことに時間を使っているのはバカらしい。

 

だからボクは無駄なことを止めようと思った。といって目標や夢をかなえることをあきらめる、という意味じゃない。全力でそれに集中する。もちろんボクのテーマはわからない。それが願いをかなえることなのか、失敗することで何かを学ぶことなのか。

 

でもどちらにしても全力投球しないと意味がない。そうしてもがいていくことで、自分が計画したテーマについて学びを得ることができると思っている。引き寄せたい現実を夢想している時間があるなら、成功を目指してそのことに集中したい。だって人生に使える時間は有限だからね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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