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高羽そらさんインタビュー

出生率上昇の鍵は心の余裕

高齢化社会となった日本において、出生率の上昇は真剣に取り組むべき問題となっている。なぜ子供が少ないかという理由に関しては専門家が知見を述べ、考慮すべきポイントを指摘している。保育施設の不足などは、その最たるものだろう。

 

ただ問題点を指摘しても、その解決策が見えない。そのうえ出生率の低下だけでなく、その前段階である婚姻自体が減少しつつある。夫婦あたりの出生数が少ないというより、子供を作れる状況にさえなっていない感がある。

 

どうすればいいんだろうね? 子供のいないボクが言うのもなんだけれど、本当に深刻な問題だと思う。

 

だけど昨日、興味深い記事が目に入った。出生率が激増している地域があるという内容だった。

 

ベーシック・インカムを取り入れた米アラスカ州で出生率が激増していた

 

それはアメリカのアラスカ州。先進国が軒並みに出生率を減少させているのに、アラスカ州では増えているらしい。その要因として考えられているのが、ベーシック・インカム。記事によると、

 

「1982年以降、アラスカ州では石油からの収益を使い、投資基金であるアラスカ永久基金を州が設立している。この基金はアラスカに暮らすすべての男性、女性、子供に年間配当を支払うというもので、条件もない」とのこと。

 

石油価格の変動によって金額は変わるそう。ちなみに2019年は1人あたり約17万6000円が支給されたので、4人家族だと年間で約70万5000円の支給額になった。

 

この程度の金額だと、これだけで生活をするのは無理。ただし極端な貧困という状況を避けることには貢献している。お金を支給されても、住民たちは仕事を辞めてブラブラしているわけではない。逆にパート等に出る人が増えているそう。

 

本格的なベーシック・インカムとは言えないけれど、アラスカ州の人にとってはちょっとした心の余裕につながっているんじゃないだろうか? ボクはそういうふうに感じた。

 

そんな心の余裕は、ボクたちが思っている以上に日々の生活に好影響を与えるのかもしれない。気持ちにゆとりがあるだけで、立ち止まって人生について考えることができる。生活設計も立てやすいだろう。つまり心の余裕は、『時間』を発生させるんだと思う。

 

新たに生まれた『時間』によって、パートに出ようと思ったり、レジャーを楽しもうとする。そんな気持ちのゆとりは、夫婦間の夜の営みにも影響するのかもしれないね〜www

 

ベーシック・インカムによる出生率の上昇という効用は、他国も注目するべきだと思う。日本も本気で少子化に取り組むのなら、年金制度の改革を含めたベーシック・インカムの導入を真剣に検討したほうがいいと思う。いまのままだと年金制度を破綻させて、若い世代のいない国になってしまう未来しか見えないからね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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