ボクは睡眠障害じゃないの?
ボクは自分が睡眠障害だと思っていた。なぜなら朝まで起きることなく熟睡した経験がないから。
ものごころついたころからそうで、夜中に4〜5回は完全に目が覚めるのが日常だった。それはいまも同じ。
必ずと言っていいほど90分単位で目が覚める。実際に記録を取ったことがあるけれど、その誤差が前後10分以内なので笑うしかなかった。まるでロボットに装着されたタイマーのように90分が経過すると目が覚めるwww
だけどそれに関しては人間の生理として問題ないことがわかった。体外離脱を経験するようになってから睡眠についての本を多読したことがある。それらを総合すると、人間の睡眠サイクルは90分単位で構成されているとのこと。ボクの体感とまったく同じことに驚いた。
でもサイクルがそうだとしても、健康な人なら朝まで起きずに熟睡するのが普通。90分ごとにパチっと目が覚めてしまうボクは、やはり睡眠障害なんだと結論するしかなかった。
ところが昨日ある記事を読んでいて、もしかしたらボクは睡眠障害ではなかったのかも、と思えるようになった。
このリンク先の記事を読んでわかったのは、『熟睡』というボクの概念がまちがっていたということ。
布団に入って意識をなくし、朝まで目が覚めないことを『熟睡』だと思っている人が多いだろう。ボクもそうだった。だからボクは『熟睡』できないので、睡眠障害だと思っていた。
ところがこのリンク先の記事によると、朝まで目が覚めずに眠っている人はいない。普通の人なら、眠ってから朝までに何度も目が覚めているそう。ただし短時間なので、そのことを覚えていない。だから朝まで起きずに眠ったと思っているだけで、それを『熟睡』と理解しているとのこと。
だから睡眠中に5~7回くらい目が覚めるのは、睡眠障害ではないということらしい。ということは90分サイクルは誰にでもあって、その都度に目が覚めているというわけ。
ボクの場合は、その目覚め度合いが強いので、ハッキリと記憶に残っているだけなんだろう。ちょっと安心した。
睡眠というのは個人差が顕著に出るもの。もともと『普通』という概念が適用できないのかもしれない。睡眠時間や覚醒の度合いに関係なく、朝起きたときに気分がスッキリしているかどうかが、『熟睡』の判断基準なんだと思う。だからステレオタイプ的な睡眠の情報をあまり気にしないほうがいいのだろう。
ボクの場合は90分ごとに目が覚めることによって、明晰夢や体外離脱を経験しやすくなっているのはたしか。だからそんな体質に感謝するべきなのかもね。
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