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高羽そらさんインタビュー

暗闇だからこそ光が見える

新型コロナウイルスが大変なことになってきた。昨日は大きなライブがいくつも中止になり、自粛ムードが定着しつつある。

 

だけどこれは予想できたこと。作家の百田尚樹さんたちが年明け早々から呼びかけていたにも関わらず、日本政府は中国からの渡航制限を限定的なものにとどめている。どれだけ国内で感染を警戒しても、中国からウイルスが持ち込まれたらどうしようもない。

 

これは同様の対応をとった韓国の現状を見れば一目瞭然。日本の感染者をあっという間に追い越して、韓国は完全にアウトブレイクした。こうなるのがわかっているのに、なぜ日本は中国人を入国禁止にできないのか?

 

わかりきったことかもしれないけれど、うまくまとめてある記事を見つけた。

 

日本が「中国人入国禁止」にできない3つの事情

 

その事情を記事から抜粋してみよう。

 

・中国からの観光客が日本のインバウンド市場において最大の消費者だということ

 

・2020年4月には習近平国家主席の来日が予定されていること

 

・7月には東京オリンピックを控えていること

 

この3つが日本政府の決断を遅らせたのは確実。つまり国民の命よりも経済を最優先したことによる結果だと言える。

 

だけど現状はどうだろう? 中国からの完全な入国禁止をいまでもやっていないのに、守ろうとした3つのことがグタグタになっている。

 

中国からの観光客が減ったので、観光業界は大打撃を受けている。すでに倒産した旅館も出ている。習近平氏の来日については前向きに検討しているそうだけれど、先日の世論調査では80パーセント近い人が反対を表明している。そしてオリンピックの開催については、5月に結論が出される状況まで追い込まれてしまった。

 

もし1月の段階で中国からの入国を全面禁止にしても、同じような状況になったと思う。だけど世界に与える心象はかなりちがう。もしウイルスの流入を限りなく最小限に止めることができたなら、経済的な打撃を凌駕するほどの信頼を得られたはず。もう遅いけれどね。

 

ただこんな状況だからこそ、ボクは光を見つけるチャンスだと思う。暗闇を嘆いて不安を全身に巻きつけているより、光を探して希望を持つべきだと思う。

 

こんなときにメリットを見出せる思考を維持できれば、これからの人生を生きていくうえで貴重な財産になるはず。

 

たとえばテレワークが可能な職種については、自宅での仕事が認められるようになった。満員電車に乗って通勤することが当然だった日本にとって、大きな変化だと思う。時差出勤なんかもそうだよね。本当の意味で働き方改革を考えるチャンスになる。

 

習近平氏の国賓待遇についても、考え直す理由ができた。来日は構わないけれど、国賓待遇にすることに関して反対意見は多い。中国が他民族に行なっている非道行為を日本政府が容認することになる、というのがその理由。このウイルスを理由にして、とりあえずいったん白紙に戻すことも可能だろう。

 

そして国民が自粛に協力することで、どうにか5月までにウイルスを押さえ込むことができたなら、世界への信頼を回復できるチャンスになる。無事にオリンピックを成功させることで、日本の信頼度を世界に発信することができる。

 

さらにもっと大切なことがある。今回のウイルス騒動で、日本政府の危機管理能力がへなちょこだということが露呈した。だけど侵入したのがウイルスだったのは救いだと思うべき。もしこれが他国からの侵略行為だとしたら、もっと恐ろしいことが起きる。

 

この騒ぎをきっかけにして、あらゆることを想定した危機管理能力を向上させるチャンスだと思う。今回の騒動によって、次の選挙では非常時に対する管理資質が政治家に問われることになればと思う。

 

とにかくこういうときだからこそ光に目を向けるべき。暗闇というのは、そのために存在するんだと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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