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高羽そらさんインタビュー

デマ対策は子供より大人が先

昨日、大阪市が29日から市立小中学校の休校を決めた。さすが松井市長、と思って拍手をしていたら、後出しジャンケンのように安倍首相が来月2日から公立小中学校を休校することを呼びかけた。

 

大阪市長より先に言っていたらもっとよかったけれど、とりあえず賢明な判断だと思う。共働きの家庭はどうするのか等の反対意見があるのはわかる。昨日ざっとツイートを見ているだけでも、かなり辛辣な反対意見が出ていた。

 

だけどいま以上に感染者や死者を増やさないためには、思い切った決断が必要な段階になっている。最終的には各自治体の判断になるだろうけれど、それぞれの人ができる範囲で協力してくしかないと思う。

 

少なくともこの処置をきっかけとして、職場での対応や遊園地等の運営について検討するべき。経済的な犠牲はかなりキツい。倒産の危機を迎える企業も出てくると思う。でもいまが勝負どきだとボクは思うなぁ。

 

ただし注意するべきなのは、こういう事態になってデマに惑わされないこと。子供たちも学校に行かなければ、テレビやネットのニュースを見る機会が増えるだろう。そんなときにデマを信じてパニックになれば、収拾がつかなくなる。

 

だからこんな記事もアップされている。デマにだまされない子供にするためのポイントを解説したもの。

 

子どもを「デマにだまされない大人」にする3つのポイントとは?

 

目新しい内容ではないが、大切なことだと感じた。とりあえずその3つを抜粋してみる。

 

1:信頼できるニュース提供元を見つけられるようにする

 

2:メディアの中には、感情を悪用するものもあることを理解させる

 

3:ニュースがいろいろな人をどう扱っているかについて話し合う機会を持つ

 

そのとおりだよね。2については、ボクも昨日のニュースであきれた報道があった。

 

銀行員が感染したというニュース。その報道内容が『お札』によって感染したことを断定しているような内容だった。『?』はついていたけれど、編集内容やアナウンサーの発言はそのことを匂わしている。

 

そりゃ可能性はあるよ。だけどもともとお札なんて不潔なもの。そんなこといまに始まったことじゃない。ましてや感染経路がわかっていないのに、現金を悪者扱いにすることを強調している。こいつらアホか、と思わず言いたくなった。

 

ただ『お札』を怖がらせるのではなく、きちんと手洗いすることの大切さを強調するべき。そんなことにはまったく触れず、ただ恐怖だけをあおろうしていた。とにかくテレビニュースを真に受けてはいけない。

 

3についても子供に教えたいこと。今回のウイルス騒ぎによって、ヨーロッパではアジア人に対する不当な差別が起きている。人間はこうしたことをやってしまうということを、その子供の年齢なりに理解させるのは大切だと思う。

 

問題は1だよね。これを子供に教えるのはかなり困難。なぜなら大人だってわからないから。その情報が信用できるかどうか、真剣になって一次情報までさかのぼっている大人は少ない。ほとんどの人がメディアの報道を事実として鵜呑みにしてしまう。

 

でも新聞社だって、明らかにカラーがある。朝日新聞や毎日新聞は左翼思想に流れやすいし、夕刊フジなどは右派の影響を強く受けている。つまり公平で客観的な報道自体が稀少だということ。なんらかの色づけがなされているのがニュースだと思ったほうがいい。

 

ここまで考えるとある結論に至る。デマ対策が必要のなのは、子供ではなく『大人』だということ。

 

まずはボクたち大人がデマに惑わされないよう、流れてくる情報を精査する必要がある。ソースもはっきりしない適当な情報でパニックになっているようなら、子供に教えられるわけがない。

 

面倒だけれど、どんな情報もまずは疑うこと。ボクもできるだけそのことを意識している。

 

そして疑った情報について、自分の頭でしっかり考えてみること。感じたことをこうして文章にするのもいい。そうすればいろんな面が見えてくる。

 

とにかくこんな状況のときは、デマを妄信したり、拡散しないよう慎重になるべき。大人が冷静でいないと、子供たちには悪影響しかないと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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