世界史に残ることを目撃している
おそらくいまのボクたちは、未来の子供たちが歴史の教科書で学ぶような、世界史に残る出来事を目撃しているにちがいない。
100年前のスパイン風邪に比べたら被害が少ないとはいえ、科学が進歩した現代社会でこれほどの惨状が起きるとは。イタリアやスペインだけでなく、ここ数日ではニューヨークがかなりヤバい。
この新型コロナウイルスだけでも歴史的な出来事なのに、もうひとつ世界史に残るような出来事が起きそうになっている。
それはオリンピックの延期。これまで戦争等で中止、あるいはボイコットということはあったけれど、延期というのは一度もない。
世界各国のスポーツ団体が東京オリンピックの延期を申し入れている。カナダなんか、年内の延期なら選手を派遣しないと明言した。同じ意向を示している国も多い。だから延期になるとしても、今年の秋なんていう案は無理ゲー。
IOCも延期に向けて動き出したし、それを受けてようやく日本の安倍首相も延期という言葉を口にした。選手の練習やモチベーションの維持、そして選考会のことを考えると延期は避けられない。
こうなったら早急に日程を決めるべきだよね。未来に希望がないと、世間の空気が悪くなる一方だから。おそらく大人の事情により、中止はないと思う。だから東京オリンピックは、歴史上初めて延期されるオリンピックとなる可能性が高い。
さて、いつにするだろうね？ WHOの発表によると、ワクチンの完成には最低でも１年はかかるとのこと。だから早くても来年の夏かな？
どうせなら冬のオリンピックに合わせて、２年後でもいいんじゃない？ 昔は閏年に冬と夏のオリンピックをやっていた。運営的に大変なので分離されたんだろうけれど、今回に限り夏と冬のオリンピックを同時開催してもいいように思う。
ただ噂によると、１年延期するだけでもIOC等の資金繰りが大変らしい。放映権料の入金が遅れるのがその理由とのこと。だからIOCとしては、できるだけ延期の決定を先延ばしにしたかったんだと思う。いまごろはそうした資金繰りの根回しが行われているのかもwww
とりあえずボクたちは歴史の生き証人になりそう。選手のためにも、そしてウイルスの被害を防ぐためにも、できるだけ合理性の感じられる延期日程になればいいなと願う。
ブログの更新はFacebookページとTwitterで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
