希望を持って長期戦を覚悟
実績を残している企業経営者は、時代の先を観ることができる。それは経験と知識に裏付けられたものだけではなく、直感的な要素も強いだろうと思われる。
そんな起業家の代表と言っていいMicrosoftを創設したビル・ゲイツは、以前から新種ウイルスのパンデミックを予言していた。そして今回の新型コロナウイルスの終息について、こんなことを述べている。
ビル・ゲイツが新型コロナについて「アメリカでは夏を待たず改善」と回答、ワクチンの完成時期についても言及
ビル・ゲイツは新型コロナに関して、ワクチンの開発に出資したことを表明していた。彼と妻の財団からすでに150億円が拠出されている。ある記事の情報によると、3種類のワクチン開発を進めているそう。
そんなビル・ゲイツが、アメリカにおけるウイルス騒動が夏を待たずに改善するだろう、と述べている。いまのような自粛を継続していけば、なんとか夏には落ち着くだろうとのこと。
検疫の専門家ではないけれど、彼がそう言ってくれるだけで希望が持てる。日本の場合アメリカよりもコンプライアンスが高いから、さらに期待が高まるよね。いまの緊急事態宣言がうまく機能することに希望が持てる。
ただビル・ゲイツは、それで終わりじゃないとも言っている。ワクチンの開発には18ヶ月がかかる。だから封じ込めがある程度成功しても、あくまでもワクチンが完成するまでの一時的なものである可能性が高い。
事実、終息したと見られていた中国での再感染が噂されている。武漢で再び感染が広がっているというニュースが流れていた。中国政府は認めていないけれど。
希望は持つべき。そうでないとやり切れないから。だけど同時に長期戦も覚悟しておくべきだろう。緊張感はいつまでも続かないかもしれない。だけど終息したように見えても、あくまでも一時的なものだと自覚しておきたい。
インフルエンザのようにワクチンが完成するまでは、油断すればいまのような状況になってしまう。1〜2年はしんどい時期が続くだろうけれど、メンタルを大切にしつつ、なんとか乗り切っていこうと思う。
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