今はこの能力を欲しい人が多そう
一般的には明日からゴールデンウイークに入るということで、マンションの大規模修繕も休暇に備えて準備が整えられた。足場はついたままだけれど、ネットを半分だけ外してもらえたので少しは景色を堪能できる。
本来ならゴールデンウィークで予定を立てていた人が多いだろう。でも緊急事態宣言が出ていることで、キャンセルした人が多いはず。いや、そうであって欲しい。お願いだから、少し感染者が減ってきたからといって油断しないでよね。
気候がいいから、ボクだって行ってみたいところはある。例えば何度も通っている新神戸駅の北側にある布引の滝。だけど滝や山道は人がいないとしても、新神戸駅まではバスに乗らなくてはいけない。自宅からずっと歩いていければいいけれど、そうもいかないしね。
だけどもし一瞬でテレポーテーションできるとしたら? それならお弁当を用意して行くかもしれない。
いまのこの時期、テレポーテーション能力を欲しい人が多いだろうと思う。そんな人がうらやましくなるような映画を観た。
『ジャンパー』という2008年のアメリカ映画。一度観たことがあるけれど、すっかり忘れているので再鑑賞。
主人公のデヴィッドを演じているのは、『スター・ウォーズ」で若いころのダースベイダーを演じたヘイデン・クリステンセン。クールな二枚目の雰囲気はそのままだったなぁ。
デヴィッドはある出来事がきっかけでテレポーテーションができることを知る。最初は思うようにコントロールできなかったけれど、やがてどこにでも行けるようになる。それで父と二人暮らしの家を出て、銀行から金をかすめては贅沢な暮らしをしていた。
でもそれではドラマにならない。パラディンというカルト組織があり、彼らはテレポーテーションができるジャンパーを捕らえて殺すことを使命にしていた。そのボスがローランドで、サミュエル・L・ジャクソンが演じている。
映画の後半はこのパラディンとデヴィッドの戦いという展開。デヴィッドの母親役でダイアン・レインが登場したり、クリステン・スチュワートもカメオ出演しているけれど、映画としてはまぁまぁ。
面白かったのはテレポーテーションするときのCGだけかもwww
パラディンという組織はあいまいだし、母親が5歳のデヴィッドを置いて家出をした理由も説得力がない。そもそも主人公は銀行から大量の現金を奪っているのに、そのことについてはまるで忘れたかのようなエンディング。ボクとしてはそんな細かいことが気になって仕方ない。
どこかに行きたくてウズウズしている人には、気分転換にいい作品かもしれない。いや、もしかしたら逆効果かも。テレポーテーションできるのがうらやましくなって、かえって辛いかもしれないねぇ〜www
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