批判ばかりだから、こうなる
政府のやることを、何から何まで批判したり反対する人たちがいる。
そのほとんどが政権を担っていない野党と、その姿勢に同調するマスコミ。そして自分の頭を使うことなく無防備にワイドショーや新聞を見ている人たち。
もちろん批判するべきことはある。だけど客観的に考えたら推進するべき内容でさえ、そうした強硬な批判に影響されてしまう人が多い。その結果、新しいものが浸透しないだけでなく、そのことによって新しいトラブルが起きたりする。
その顕著な例が、マイナンバーカードにまつわるもの。
新型コロナウイルスによる生活支援で、一人当たり10万円が支給される。マイナンバーカードを持っている人はオンライン申請ができるということで、10万円を少しでも早く手にしたい人が殺到した。
ところがパスワードがわからず、エラーが続出している。大勢が役所に押しかけたり、電話での問い合わせをするので役所の業務がパンクしている。さらに申請システムにも問題があり、なんと15回も申請したという猛者まで登場したwww
マイナンバー構想が発表されたとき、ボクは大歓迎だった。仕事の関係で様々な書類を扱うことが多く、年金番号や雇用保険番号等、役所によって個人を証明する番号がバラバラに扱われていることにウンザリしていたから。これでは何をするにしても不合理極まりない。
そうしてすべての番号が一本化されることに喜んだ。ところが先ほどの反対勢力が妨害する。本来は社会保険や銀行口座、あるいは運転免許等にも連動する予定だったのに、個人のプライバシーの侵害がどうとか言い出して、結局は単なる政府発行の個人番号に成り下がってしまった。その時点でボクは興味なし。
もしそのときに統一化ができていれば、10万円の支給なんて半月もあれば完了しただろう。事実アメリカでは支給を発表してから、2週間後には口座へ入金している。それは社会保障番号というもので統一されているから、
アメリカでは銀行口座を開くときにも、社会保障番号が必要になる。つまりその番号を検索すれば、その人の銀行口座が把握できる。だから今回のような緊急時においても、速やかに対応することができた。
もちろんセキュリティは大切。だけどアメリカでずっと継続しているシステムなんだから、本気でやれば可能なはず。だけど批判や反対ばかりする人がいるから、結果として日本には骨抜きのシステムしか残っていない。
おそらく役所に詰めかけている人のほとんどは、その当時に批判した人じゃないかな? 自分のパスワードさえ管理できない情報弱者の人なら、野党やマスコミの扇動に踊らされている可能性が高い。殺到している映像を観ていると、情けないのを通り越して笑うしかないwww
スピードアップのためにマイナンバーカードを利用することになったけれど、いまや郵送申請のほうが早く支給される状態らしい。オンライン申請が正しいかどうかのチェックに多大な時間を要するから。
今朝のニュースによると、京都市などは申請書の郵送を遅らせることを検討しているらしい。オンライン申請のチェックで手が回らないから。まさに本末転倒だよね。批判したり反対することはいいけれど、感情に振り回されないことが大切。結局は、自分の首を絞めることになるからね。
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