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高羽そらさんインタビュー

二人のビッチを始末する爽快感

昨日、悪女が暗躍する小説を紹介した。そのせいなのかわからないけれど、映画のほうも『悪女モノ』を引き寄せたらしい。

 

リュック・ベンソンが監督ではないけれど、製作に関わっている作品なので期待しつつ鑑賞した。そしてその期待を裏切らない作品だった。

 

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『インターセクション』という2013年のフランス映画。フランス映画なのはリュック・ベンソンが関わっているから。出演している俳優さんはほとんどがハリウッドの人たち。まさに『インターセクション』(交差点)が想定外のドラマをもたらした作品だった。

 

主人公はスコットという大金持ち。妻のテイラーを連れてモロッコにハネムーンに来ていた。ところがその妻は、スコットの金だけが目当てで近づいてきたビッチ。トラヴィスという男とできていて、モロッコの砂漠に誘い出して夫の殺害を依頼する。

 

翌日予定どおりに二人の新婚はドライブに出た。そしてトラヴィスが二人の車をあおってくる。必死で逃げるスコットは、たまたま停止していたバスと乗用車に激突してしまう。数人の人が巻き込まれて命を落とし、そのうえトラヴィスの車も突っ込んできたことで大惨事になる。

 

生き残ったのはスコットと妻のテイラー。赤ん坊を抱いた女性と人相の悪い男。トラヴィスも重傷を負ったが命は助かった。さらに偶然に迷い込んだサレイというモロッコ人の男性が加わる。

 

ここからがサバイバル。歩いて砂漠を出ることはできない。生き残った人間たちが協力して壊れた自動車を直そうとするが、想定外のことが次々と起きる。かなりややこしい展開になってくるwww

 

トラヴィスは妻の不貞を疑ったスコットのスパイだった。つまり妻のテイラーの正体がバレる。さらに人相の悪い男は、ダイヤモンドを密輸して護送される途中の犯人だった。やがて殺し合いになり、囚人とトラヴィスが命を落とす。

 

スコットとテイラー夫婦。そして赤ん坊を抱いた女性とサライが生き残り、どうにか車を修理して砂漠の脱出に成功する。そしてさらに、この映画はヤバい世界に突入していく。くわしくは映画を観てもらうのが一番かな。

 

ネタバレしない程度に説明すると、生き残った二人の女性はとんでもない悪女だったというもの。そしてスコットとサライによって、それぞれの女性が始末される。スコットとサライの始末方法はちがうけれど、どちらもなぜかスッキリした。不思議な爽快感を覚える映画だったなぁ。

 

この男たちが妙にカッコいい。そして女性二人に同情する気持ちがまったく起きない。それほどの悪女だったから。不思議な映画だったけれど、時間を忘れて見入ってしまう作品だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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