年々赤ちゃん化する息子さん
今日は我が家のミューナの誕生日。今日で満14歳なので、人間に換算すると72歳くらいになる。いまや我が家の最長老となった。
と毎年この日のブログに書いている。だけど保健所行き寸前の子猫だった彼を保護したので、当然ながら血統書なんてものはない。母猫がどんな柄をしていたかさえわからないから、正式な誕生日は不明。少なくとも6月なのはまちがいないから、ニャンニャンで22日にしている。
ちょうど今日は4日に1度の買い物日なので、ミューナの大好物を買ってきた。
それはスイカ。子供のときから食べさせたことがないのに、神戸へ引っ越してからスイカ好きなのがわかった。もしかすると前世では、スイカ農家のネコだったのかもwww
今年の初物だったので、思っていたより喜んでくれた。今夜はミューナの誕生日を祝って餃子パーティーとビールを用意していて(餃子はボクが食べたいだけで、誕生日に便乗させてもらったwww)、食後にミューナ様の『お下がり』であるスイカを、ボクたち夫婦がいただくことになる。
14歳になっても食欲があり、病気もせずに元気で暮らしてくれている。相変わらず突然走り回っているし、壁に飛びつく『セミ』の必殺技も健在。だから壁紙は悲惨なことになっている(涙)
それでもさすがに72歳のご老体。とにかくよく寝る。昼間なんて、朝の9時ころから夕方まで顔を見ないこともある。まぁ夜行性なので、夜や早朝はウロウロと徘徊しているようだけれど。
ここ数年思うのは、ミューナが年齢を重ねるごとに甘えっ子になっていくこと。元から甘えっ子だったけれど、10歳をすぎたあたりから、さらに磨きがかかってきた。お腹が空いたり、眠くなると、とにかく甘えてくる。そうなると横になって添い寝しないと落ち着いてくれない。
きっと猫という動物は、子猫で生まれて成長すると、年齢を重ねて晩年にはまた子猫に戻っていくのかも。そんなふうに思うことがある。
ミューナの誕生日になるといつも思う。あと何回こうしてお祝いしてあげられるか、と。だけど前にもブログで書いたけれど、天寿をまっとうした彼を見送ることが、ボクたち夫婦の大切な責任。だからまだしばらくは、赤ちゃん猫の甘えっ子攻撃を受けることになる。幸せだけれどね。
誕生日なのでスイカを買ってきた。だって今日のミューナは王様だから。
でもよく考えてみたら、ミューナが王様なのは今日に限ったことじゃない。1年365日のすべてにおいて、彼が王様だということに気づいた。取り立てて誕生日を祝わなくても、あいつは毎日が誕生日だった。
だから今夜の餃子とビールは、ボクがじっくりと味わって楽しむことにしよう〜www
ブログの更新はFacebookページとTwitterで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。