米国が三重苦なら、日本は四重苦
今日の神戸は朝から真夏のような日差し。湿度が低いのですごしやすいけれど、梅雨明けして太平洋高気圧におおわれるようになったらそうもいかない。
35度をこえる猛暑日が続き、うだるような暑さに閉口する。そのうえ今年は新型コロナウイルスも重なるので、場所によってはマスクが欠かせない。
これは海外でも同じで、アメリカでは三重苦になることが予測されている。
アメリカにおける三重苦とは、コロナ、失業、猛暑のこと。
経済活動が再開されたアメリカにおいて、再び新型コロナウイルスの感染が広がっている。特に若い世代の感染者が増えているとのことで、自粛解除になって街に出た若者が増えているからだろう。
アメリカの失業率は記録的な数字を叩き出し、改善される見込みがない。そして猛暑が迫りつつある。今年の4月には、アリゾナで37.7度を記録する熱波が襲ったとのこと。国はちがうけれど、昨日はシベリアで38度を記録したという報道もあった。
どうやら今年の夏も世界的な猛暑になりそう。感染を防ぐためにマスクをすることで、熱中症による被害が増えるだろう。さらに失業によって電気代を払えない貧困世帯はエアコンを使えない。その結果どうなるかは、想像するまでもない。
ニューヨークでは貧困世帯にエアコンの無償提供や、電気代の支払い延期を行うとのこと。それでも想定外の猛暑になれば、行政の努力も焼け石に水になってしまうかもしれない。
そしてこれはアメリカに限ったことではなく、日本でもまったく同じ状況。幸いにも新型コロナウイルスの死者がアメリカに比べて圧倒的に少ない、さらに感染者も減少しつつある。
だけどウイルスが消えたわけではなく、ゼロリスクなんてありえない。もしかしたら何らかのきっかけで第二波がやってくるかもしれない。経済活動の停滞によって失業者も増えているだろう。そしてまもなく猛暑の季節がやってくる。
そんな三重苦の日本にとって、もうひとつやっかいなものがある。それは台風。
これから秋にかけて、いつ台風が上陸してもおかしくない。ここ数年の台風は大型化する傾向があるので、大雨や暴風の被害が甚大になることが多い。つまりこれからの日本は、コロナ、失業、猛暑、そして台風の四重苦になるということ。
いや地震を含めるとしたら、五重苦になるかもしれない。
とにかくボクたちとしては、最悪の事態に備えておくべきだろう。新型コロナウイルスが終わっていないことを自覚しつつ、非常時の避難パターンを家族で検証しておくべきだと思う。とにかく台風と猛暑の季節が無事に通り過ぎていくのを願っている。
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