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高羽そらさんインタビュー

生き残る条件は引きこもり

今日はすごいことを経験した。記録に残したいのでブログに書いておこう。

 

それは散髪。今年の2月に散髪へ行ってから、新型コロナウイルスの感染予防のため自粛していた。そもそも散髪が苦手なので、ボクとしてはいい理由ができたようなもの。だけどさすがに5ヶ月経つとマズい。

 

もう少しでポニーテールができるほど髪が伸びてしまった。だけどここのところ感染者が増えて、なんとなく理髪店に行きづらい。このまま引きこもりで過ごすことができたらいいけれど、そうもいかないしね。ということで一大決心をした。

 

なんと今日の午前中、妻に髪を切ってもらった〜〜〜!

 

といっても散髪用のハサミはないから、日常的に使っているハサミ。もちろん妻は人の髪を切るのは生まれて初めて。冷静に考えたらかなり勇気のいることなんだけれど、伸びた髪をこれ以上放置するほうが耐えられなかった。

 

そして無事に終了。それもかなりの出来の良さ!!! 生まれて初めて髪の毛をカットしたとは思えない。もし妻が美容師になっていたら、カリスマ美容師と呼ばれていたかもしれないwww

 

おかけでめちゃスッキリした。妻には感謝。これでしばらくは、心置きなく引きこもり生活を楽しめそう。家にいるの大好きだし、仕事もはかどるし、引きこもり万歳、と言いたくなる。

 

もしかしたら今日観た映画の世界でも、ボクなら生きていけるかもしれない。

 

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『ラスト・デイズ』という2013年のスペイン映画。正体不明のウイルスによって、人類が滅亡の危機に瀕するという物語。新型コロナのことを思うと、かなりシャレにならない内容だった。突っ込みどころはあるけれど、映画としてはよくできていたと思う。ラストはハッピーエンドなので、安心して最後まで楽しむことができた。

 

このウイルスはかなり変わっている。コロナのように風邪の症状等はない。このウイルスに感染すると、外に出られなくなる。建物の外に出て外気を浴びただけで、『広場恐怖症』のようなパニック状態となる。そして心臓発作を起こして死んでしまう。

 

つまり建物のなかにいる限りは問題ない。広い空間に出なければ大丈夫。生き残る条件は『引きこもり』ということ。

 

だけどよく考えて欲しい。外に出られないということは、物流が停止する。やがて電気や水道等のインフラも機能不全を起こす。食料は枯渇していくことになるから、必然的に暴動が起きる。

 

主人公のマルクはSEだった。だけどエンリケという会社の人事アドバイザーによりクビを宣告されそうだった。そんなとき、感染が世界中に広がる。マルクにはフリアという恋人がいた。そして彼女のお腹には自分の子供がいる。

 

ところが感染したマルクは外に出ることができない。フリアの無事を確かめるには、下水道や地下鉄を使って彼女の居場所を探さなければいけない。そうなると必要なのがGPSと懐中電灯。スマホは使い物にならないので、人工衛星と直結しているGPSを使うしかない。

 

マルクをクビにしようとしたエンリケがそのGPSを持っていた。二人は反目しながらも、少しずつ信頼と友情を築いていく。だけど行手には様々な困難が待っているという物語。

 

完璧主義の人には、ウイルスについての説明がないことに不満を持つかも。だけどこの映画に関しては、ボクはそれでいいと思う。外に出られない、という前提が何よりも大切だから。それゆえ素敵なラストシーンにつながっていく。

 

感染した人間は外に出ることはできない。だったら未来の地球を誰が担っていくのか? ラストシーンでそのことが語られていて、ボクはなぜか感動でウルウルしてしまった。そう、未来は彼らの手にあるんだね。素直にそう感じた素敵な作品だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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