GoToトラベルは、トラブルだな
ここ数日物議をかもしているのが、GoToキャンペーンの先駆けとして連休前にスタートするGoToトラベル。
もはや昨日の段階で、完全にGoToトラブルへと変容したwww
予想はしていたけれど、なかなかややこしい展開になっている。
Go Toトラベル「東京発着旅行は対象外」政府分科会に提案へ
予定どおり今月の22日からスタートすることになったGoToトラベル。ただし昨日になって、キャンペーンの対象から東京が除外された。新型コロナウイルスの感染者が、ここのところ三桁をくだらない状況なので仕方ないだろう。
だけどまだ22日までに二転三転しそうな気配。このキャンペーンを見合わすべきだと主張していた知事は多い。東京都の小池さんもそのひとり。そのやり取りにおいて、与党にたいしてかなり辛辣な発言をしていた。
東京除外の決定は事前に通知がなかったらしく、どうやら小池さんはしっぺ返しをくらったような雰囲気。都民に説明が必要だと、昨日の段階ではかなりご立腹の様子。そりゃそうだろうね。全国的に中止になるならまだしも、東京だけ村八分にされたわけだから。
ただしこのまま決行するとしても、日本中にトラブルの種をまきそうな気がする。軽症者がほとんどとはいえ、感染者が全国的に増えているのは事実。だから旅行の割引を強引に進めたことで、もしクラスターが起きたらどうするのだろう?
昨日の Twitterで橋下徹さんがこの件について発言されていた。政府としては自治体の長に拒否権を与えるべき。それができないのなら、もし感染拡大をしたときに政府が全面的に補償や責任を取ることを明言するべきだと書かれていた。たしかにそう思う。
観光で生計を立てている人は、日本で100万人ほどの人がいるそう。その家族まで含めると、かなりの数になる。だからこそ政府としてはこのキャンペーンを中止するわけにはいかないのだろう。ウィルスではなく、経済によって死ぬ人を防ぐために。
でもこれによって感染が拡大したら、さらなる悲劇を招くことになりかねない。その判断は難しいところだけれど、とにかく一か八かという空気を感じてしまう。旅行関係者もそうした不安を覚えているようで、全面的に歓迎しているわけではないらしい。
ボクもいろんな意見をネットで目にしたけれど、どうするのがベストなのかわからない。ある程度経済を動かさないと、このままでは大変なことになるのは事実。だけど医療崩壊が起きるようなことになれば、取り返しのつかないことになる。
結局は様子を見ながら、できる範囲でキャンペーンをやっていくしかないんだろうな。ボクは家が好きなので、どこにも行かないけれどねwww
このGoToキャンペーンは映画やスポーツ、そしてコンサート等のイベントにも適用させていく予定。だけど先行して行われるトラベルの結果によっては、全面的に見直しになるかもしれない。
とにかくもう一度気持ちを引き締めて、感染しない、感染させないことを、一人ひとりが強く意識していくしかないと思う。
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