音楽がつなぐ今と過去の愛
昨日、とんでもないサプライズがあった! これはマジで驚いた!
昨年の8月に『ラヴァー』というアルバムをリリースしたテイラー・スウィフトが、まだ1年も経たないのにニューアルバムを発表した。それもかなり電撃的なリリースで、世界中が騒然となった。写真がアルバムのジャケットで、『フォークロア』というタイトル。直訳すると『民俗学』かな?
本来なら今年の夏は前のアルバムのワールドツアーが企画されていた。だけど新型コロナの影響で中止になった。それで自宅待機のあいだに、このアルバムを仕上げたということらしい。辛い事情でもプラスに変えていくなんて、さすが世界的なアーティストだよね。
昨日の午後から日本でもストリーミングが可能で、ボクはすでに3度聴いた。これまでのアルバムに比べて、しっとりした大人のバラード曲が多い。おそらく聴けば聴くほど、心に染み込んでいくような楽曲ばかりだと感じている。ということで、アルバムのリリースと同時に公開されたミュージックビデオをリンクしておこう。
このニューアルバムの2曲目に収録されている、『cardigan』という曲。ピアノを通じて異世界に旅立つという構成になっていて、ファンタジー作品のようなミュージックビデオになっている。
ビデオを見ていて感じたけれど、音楽と映像が融合された世界観の説得力はすごいよなぁ。完成度の高い作品からは、強烈なメッセージが伝わってくる。ある映画を観たとき、まさに同じことを感じた。とても素晴らしい作品で、ボクは始終感動で泣きっぱなしだった。
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』という2018年の日本映画。これマジでいいよ。観ようかどうか迷っている人は、絶対に観たほうがいい。ボクは劇ハマりで、先ほど書いたように号泣してしまった。
ネタバレはしないけれど、なぜボクがハマってしまったかを書いておこう。それは時間が交錯する作品だから。ボクはそのタイプの作品が大好物。そしてたいていはゲキ泣きするwww
写真を見てもらうと、女子高生と成人女性が写っている。女子高生は90年代の後半の彼女たちで、それから20年以上経過した姿が成人女性たちの写真。この写真で言えば、広瀬すずさんと篠原涼子さんが同一人物。その役名は阿部奈美。
高校生の娘がいる奈美は、入院している母親の見舞いに行った。その病院で懐かしい名前を見つける。女子校時代に『サニー』というグループ名で仲良くしていたリーダーの伊藤芹香。なんと芹香はいくつも会社を経営する大金持ち。だけど末期がんで余命が1ヶ月しかなかった。
芹香の望みは死ぬ前に『サニー』のメンバーと再会すること。それで奈美は行方のわからない他の4人を見つけるという物語。ネタバレはここまでにしておこう。
この6人の『今』は様々な問題を抱えている。そして高校生時代を思い出して、「なぜあんなんにいつも笑っていたのか?」と誰もが昔を懐かしむ。そんな今と過去がつながることで、感動のドラマが展開していくという構成。そしてラストで、なぜ彼女たちが今まで音信不通だったのかもわかる。
映画の最中でも感動で泣くんだけれど、エンディングがかなりヤバい。これは絶対に号泣してしまうパターン。クリント・イーストウッド監督の『ジャージーボーイズ』という映画のエンドロールと同じ、と言ったらわかる人にはわかるはず。
つまり今と過去の6人が同じステージにあがり、そのままエンディグに入る。ストーリーには関係ないけれど、二つの時代の出演者が登場して一緒に歌って踊るんだよね。アカン、思い出しただけで泣けてきたわwww
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