暴力が人を老化させる
ここ数日、パソコンでブログにログインできない。スマートフォンなら大丈夫なんだけれど、ボクのブログは無駄に長いwww
それゆえスマートフォンでブログを書いていると、考えていることを文章化するのにタイムラグがありすぎて、ストレスがマックスになる。
そこで昨日から裏技を使ってブログを書いている。パソコンのメモ帳に文章を入力して、そのメモ帳をクラウドでスマートフォンにリンクさせる。そしてスマートフォンのメモ帳の記事をコピペして、どうにかブログをアップしている。
さて、今日の本題。ボクが子供のころは、50代や60代の人がいかにも高齢者という風貌だった印象が強い。だから自分が50代になってみると、もしかして子供には高齢者にしか見えないのかも、と不安になる。
だけど客観的に見て、いまの50代の人は高齢者という雰囲気じゃない。60代や70代の人も若く見える人が増えている。医療事情も栄養状態もちがうから、昔と比べて老化のシステムが変化しているのかもしれない。
ボクが子供のころの50代の人は、ほとんどが戦争経験者。戦地に行って死を間近に感じた人や、日本にいても空襲に怯え、食べるものも満足にない状態を経験していた人が多いと思う。
もしかしたらそうした経験が、本来の実年齢より老化を促進していたのかもしれない。ある記事を読んでそう感じた。
アメリカのハーバード大学の研究者による研究結果。暴力や心的外傷を経験した子供は加齢が早まるとみられ、そうでない子と比べ、思春期が早く始まり、細胞には老化の兆しが多く観察されたとする論文がこのほど発表された。
女児において、暴力を経験した子供は初潮を迎えるのが早いことが確認されているそう。いまはDNAによって老化の状態を確認することができる。それによると、明らかに数ヶ月から数年単位で、幼いころに暴力を受けた人は加齢が進んでいる。
要するにストレスは老化を促進させるんだろう。だからボクの独断だけれど、もしかしたら子供時代に戦争による暴力を経験していた人は、現代の人よりも加齢が進んでいたのかもしれない。この記事を読んで、そんなことを考えてしまった。
いまだに子供が親によって虐待されたというニュースが絶えない。家庭が大丈夫でもいじめという暴力もある。国によっては内戦状態のところもあり、幼い子供が銃声に怯えているかもしれない。
そんな子供たちは、普通に育った子供に比べて加齢が進む可能性が高い。なんだか死に急いでいるような感覚がして、無性に切なくなる。ストレスに対応するための反応なんだろうけれど、なんとも言えない気分になってしまう。
アンチエイジングが話題になっているけれど、老化を防ぐベストな方法は、できる限り平和に過ごすことなのかもしれないね。
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