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高羽そらさんインタビュー

タイムトラベル作の見本

不思議と同じ系統の映画を続けて観ることが多い。昨日に引き続き、タイムトラベルものの映画を観た。

 

なかなかよくできた作品で、タイムトラベル作の見本と言っていい。まぁ原作が『ジェラシックパーク』のマイケル・クライトンだから、そうなるだろうね。

 

timeline

 

 

『タイムライン』という2003年のアメリカ映画。タイムラインと聞けば、いまならFacebookや Twitterが頭に浮かぶ。でもこの映画が公開された当時は、純粋に時の流れの意味合いとして使われていたんだろうね。

 

タイムトラベルものの基本は、因果関係が明確になっていること。時間というのは、原因と結果の世界。だから過去に何が起きたことによって、現在に結果として現れてくる。

 

その因果律をひっくり返すのが、タイムトラベルものの真骨頂。つまり『卵が先か、鶏が先か』の展開になってくる。わかりやすい映画では『バック・トゥ・ザ・フューチャー』がその代表例。未来や過去で因果関係を変えることで、現在の状況に影響を与えてしまう。

 

ただこの「タイムライン』という作品は、SF映画に見せかけた歴史アドベンチャー作品だと思う。なぜなら映画の舞台のほとんどが、1357年のフランスだから。

 

フランスの14世紀の修道院の遺跡を発掘していた考古学者たちは、落盤をきっかけにして不思議なものを発見する。それは当時ではありえない遠近両用の眼鏡レンズであり、2日ほど前に行方がわからなくなっている考古学の教授のメッセージだったから。インクを鑑定すると14世紀のものに間違いない。

 

やがてこの教授がタイムマシンの研究に関わっていたことがわかり、専門である14世紀の世界に取り残されてしまったとのこと。それで教授の息子や研究仲間が軍人と一緒に教授を助けに行くという物語。

 

この映画の前半にうまく伏線が張られていて、現代で発掘された遺跡の秘密がラストになってわかる。その原因を作ったのが、過去に向かった現代人だったから。そして最初に書いたように、この映画の見どころは1357年のフランスでの戦闘シーン。

 

イギリスとアメリカが争っている百年戦争の真っ最中で、登場人物たちはその戦争に巻き込まれてしまう。でもボクはその展開になることが、映画の冒頭でわかってしまった。

 

だって考古学者のなかにジェラルド・バトラーがいるんだよ〜〜〜! どう考えても剣や弓を手にして戦うしかないやんwww

 

ボクが彼を好きなったのは、『300』という映画でスパルタ王の演技に感銘したから。たった300人で100万人のペルシア兵と互角に戦ったという物語。その印象が強いから、この映画でも絶対に兵士になると思った。

 

そしてその予想とおり、彼は兵士として戦う。そして歴史では死ぬはずだったフランス領主の妹の命を救い、14世紀に残ってその女性を妻として領主になる。そして彼の遺跡が現代に発掘される。もちろん発掘したのは、ジェラルド・バトラーが演じるマレクなんだよね。

 

14世紀に死んだ自分の遺跡を、現代の自分が発掘していたとうオチ。とにかく若くてスリムは彼がとても素敵だった。『オペラ座の怪人』もこの当時に出演しているから、俳優として波に乗っていたときなのかもしれないね。

 

この映画のタイムトラベルに関しては突っ込みどころは多い。歴史を変え過ぎやん、と苦笑してしまう。だけどエンタメ作品としてはかなり優れた映画だと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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