やっぱ歯周病は怖い
新型コロナの影響でいくつか自粛しているものがある。そのひとつが散髪。
今年の2月に理髪店へ行ったのが最後。しばらく髪を伸ばしていたけれど、夏以降は妻に切ってもらっている。妻のカットは思ったよりいい感じで、理髪店嫌いのボクとしては渡りに船。また年内にはカットしてもらおうと思っている。
たださすがに妻に頼めないことがある。それは歯科の定期検診。本来なら3月に予約が入っていたけれどキャンセルした。そしてまだ感染のリスクが存在しているので、歯科検診を見合わせている。
いまのところ自覚的な不具合はないけれど、気になるのが歯石。歯石は歯周病の温床になるから、歯科検診できれいにしてもらっていた。だけど今年になって放置しているので、多少は気になっている。
歯周病は虫歯より怖い。虫歯はまだ治療できるけれど、歯周病菌は歯の根元を溶かしてしまう。最悪の場合貴重な歯を失ってしまうことになる。
さらに最近になって、歯周病菌の新たな弊害が注目されている。まだ未知の部分もあったけれど、ようやくその仕組みが解明されつつあるようだ。
以前からアルツハイマーと歯周病の関連が指摘されていた。認知症の7割を占めるアルツハイマーは、「アミロイドベータ(Aβ)」などの異常なたんぱく質が長年、少しずつ脳に蓄積し、発症や症状の進行につながるとされる。
そのAβが、歯周病菌によって脳に蓄積されやすくなるということが問題視されていた。そしてついにその仕組みが解明されたとのこと。
歯周病の原因菌や毒素が血管を通じて体内に侵入することで、脳にAβが蓄積する確率が圧倒的に高くなるとのこと。やはり歯周病と認知症には深い相関関係があったということ。本当に厄介なものだよね。
とりあえずいまできることは、まめに歯磨きするしかない。今年の初めには歯茎の不具合があった。でも不思議とコロナ騒動の始まりと同時に、その不具合が消えてしまった。歯茎に負担をかけないよう意識しているせいかもしれない。
来年になればワクチンも完成するだろう。感染防止の生活パターンも定着してきたので、少しずつリスクが軽減してくると思う。いずれは歯科の定期検診を受けたいと思うけれど、もうしばらくは様子見かなぁ。
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