高羽そらさんインタビュー

自虐は他虐を生む

悪気がまったくなくても、他人の心を傷つけてしまうことがある。いまのようにネットで自由に発言できる時代になると、ちょっとした言葉が炎上の火種になってしまう。

 

特に大勢のフォロワーを集めている著名人の場合、自分の発言によって大勢の人を傷つけてしまうかもしれない。あるインタビュー記事を読んで、表現することの難しさを改めて感じさせられた。

 

「自虐を言う人は、そのものさしで人のことも見てる」バービーが“イジりと自虐”に思うこと

 

インタビューの答えておられるのは女性芸人のバービーさん。以前は自虐ネタで人を笑わせてきたけれど、最近はできる限り自虐ネタを避けるようにしているとのこと。なぜならそのネタによって他人を傷つけてしまうことを感じたから。

 

この記事を読んで、ボクもその気づきに共感した。日本人には謙遜という文化がある。自分を下げることで、相手を持ち上げようとするもの。それ自体は素晴らしいと思うけれど、あくまでも1対1という対面でのこと。不特定多数の人に自分を下げることは、同じ立場にある人をディスっていることになる。

 

バービーさんは「ブスであること」、「デブであること」を自分の笑いのネタにしてきたそう。それで仕事をもらってきたとのこと。

 

あくまでも自虐だから、自分が傷ついても笑いを取れるのならかまわないと思っておられた。だけどファンの声がフィードバッグされる現代社会では、そのネタで傷ついている人がいることを知った。それで最近では自虐ネタを控えるようにしておられる。

 

バービーさんに自分を重ねている人にとっては、彼女が自分をブスやデブという自虐ネタで笑われていると、自分が笑われているような気になるのだろう。その気持ちはわかるような気がする。

 

バービーさんはこう述べている。

 

『自虐は、自分が持ってるものさしをまわりに押し付ける可能性があるから、危ない』

 

本当にそうだと思う。テレビに出ている著名人が「自分がデブすぎで死にたい」と発言したら、デブは死ぬべき、と言っているのと同じ。自虐としての発言だと分かっていても、その言葉に傷つく人はいるはず。

 

難しい時代になったよね。ちょっとした発言が他人を追い詰めてしまかもしれない。もちろんすべての人から賛同を得るなんて無理。そんなことを考えていたら、自分の意見を述べることはできない。

 

でもバービーさんのような配慮は必要で大切なことだと思う。人種差別と同じで、いまの自分にどうしようもないことでディスられると、そこには怒りや絶望しか生まれないだろう。自虐が他虐を生むことを、ボクたちはもっと自覚しておくべきだと感じた。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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