さらに一元化を進めて欲しい
管首相の新政権が面白い。安倍さんの方針を踏襲しつつ、管さんらしい政策がスピーディーに展開している。官房長官として安倍政権を支えてきたことで、いい面も悪い面も感じてこられたからだろうと思う。
管さんがユニークなのは、自分が前に出ることなく各大臣が仕事をしていること。だから内閣の結束力の高さが強調されているように感じる。学術会議の問題にしたって、管さん個人がバッシングされている気配がない。政府の総意として対応に当たっている印象が強い。
そんな新しい政権で注目しているのがデジタル化の促進。ハンコの廃止が目立っているけれど、全体的には世界から遅れているデジタル化を進める方向に向かっていると思う。それはこのニュースからも感じられる。
これはいいよね。2022年度から運転免許証の全国一元化がスタートする模様。マイナンバーカードとの一体化も検討されている。リンク先の記事から抜粋してみよう。
『複数の政府関係者によりますと、政府は47都道府県の警察当局が個別に運用している運転免許証の管理システムについて、「クラウドサービス」を遅くとも2022年までに導入し、順次運用することで全国で一元化する方針を固めました。一元化によりコスト削減が見込めるほか、運転免許証の発行・更新を全国どこでも行えるようになるということです』
安倍さんの時代から検討されてきたことだけど、管さんになって一気に加速した感がある。運転免許証があるので、ボクは基本的にマイナンバーカードに関心がなかった。でもこのシステムが稼働すると、免許更新時にマイナンバーカードも作れる。というより一体化できる。それも全国のどこでも処理できるのがいい。
ボクの次の免許更新は平成34年の5月。つまり2022年だから、このシステムが適用になる可能性が高い。ちょうどいいタイミングの更新時期でラッキーかも。マイナンバーカードは銀行口座との紐付けも行われる。すべてを1枚のICチップで管理できたら便利だよね。
できることなら健康保険証や年金証書も一元化して欲しい。そしてそれらをスマートフォンで管理できるようになれば最高。セキュリティがどうの、個人情報がどうの、システムの不具合がどうのと、反対する理由を並べる人は出てくるだろう。
だけどマネーロンダリングや脱税等の犯罪が激減するし、縦割りで複雑化していたものをよりシンプルに管理することができる。いまの時代、デジタルデータのセキュリティ強化は常識。だからその点は慎重に考慮されているだろう。
デメリットを吹聴する人たちに惑わされず、政府として一元化のメリットを追求していって欲しい。ボクはテーブルにたくさん品数が並ぶ料理よりも、丼物のようにワンプレートで食べられる料理が大好き。個人情報の管理も、そうあって欲しいと思っている。
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