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高羽そらさんインタビュー

人間もレガシーシステムは不要

嘘やろう、と思わず叫ぶほど驚いた記事を目にしたことがある。それはいまだに飛行機のシステムにフロッピーディスクが使用されているというもの。

 

ボクが30年ほど前に税理士事務所で働き出したころ、使用していたコンピューターは8インチの磁気ディスクで稼働していた。ソフトも、そして顧客のデータ保存もそのディスクを使っていた。

 

やがてパソコンの登場によって3.5インチのフロッピーディスクが一般的になり、ボクが初めて購入したパソコンのデータ保存でも活躍していた。だけどそれでさえ、いまから思えば遠い過去生の出来事のような気がする。

 

なのにいまだにフロッピーディスクを使用しているなんて! そうした過去のシステムをレガシーシステムと呼ぶそう。

 

古いシステムを「今は動いているから」といってそのまま放置してはいけない理由

 

レガシーシステムがどれほどの損害をもたらしているかについて書かれた記事。リンク先の記事によると、2019年になっても3分の1の企業がWindows XPを使用しているそう。ボクが京都の印刷会社で働いていた15年ほど前に使っていたOS。それをいまだに使っているなんて。

 

小さな会社だと買い替えは簡単だけれど、大企業になるとそうもいかないらしい。あるシステムを採用して予算を組んでも、やがてそのメンテナンス費用さえまかなえなくなってくる。だからそのまま使い続けている状況とのこと。

 

あるいは古いシステムでデータ管理をしているので、互換性がない場合は新しいシステムに更新できない。それゆえ致し方なくレガシーシステムに依存している場合もあるそう。例えばアメリカの国税庁では60年前のシステムをいまだに使っている。信じれらないよね。

 

レガシーシステムの置き換えのため、2000年から2010年までの10年間で、全世界で少なくとも2.5兆ドル(約263兆円)の支出があって、7200億ドル(約75兆8000億円)が置き換え失敗によって無駄になってしまったとのこと。数字がデカすぎて実感が持てないほどの損害が出ている。

 

この記事を読んでいてボクは思った。これって人間も同じだよね?

 

おそらく自分の行動指針や信条において、レガシーシステムに依存している人がほとんどだと思う。ボクもそうだろう。新しい考え方や発想に基づいて行動する人がいても、すぐ自分に適用することができない。記憶という過去のデータが居座っていて、システムの移行を妨げているからだと思う。

 

精神的にはキツいだろうけれど、ボクたち人間もレガシーシステムを捨てていくべきなんだと思う。そうしないと先ほどの企業の損害と同じく、書き換えに多大な負担をかけることになってしまう。心と頭を柔軟にしておかないと、あっという間に時代から取り残されていくかもしれないなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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