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高羽そらさんインタビュー

もしかしてボクはマゾヒスト?

少し前のブログで、先月から始めたあることを書いた。

 

まずは目標を定める。そしてその日をスタートとして、目標達成を山頂にすることで登山にたとえたもの。

 

◯◯への登り坂◯◯日目、とスマートフォンのメモに書いている。毎朝その数字を更新しつつ、自分が着実に坂道を登っていることを自覚するというもの。

 

つまりスタート時点はどん底で、翌日から少しずつ高みを目指していくことになる。現在は項目が2つになって、日々その日数を伸ばしている。もうすぐ3つ目が増えるだろう。

 

ただしこの登山は過酷。なぜならいずれはっきりと結果が出るから。だから日々登っていても、山頂を目前にして滑落することもある。天候が荒れた登山と同じように、山頂に到達するのが無理だと判断することもあるだろう。あるいは自分の限界を感じて引き返すことになるかもしれない。

 

だけどあるレベルを超えて他人より抜きん出るというのは、その登り坂を進むしかない。それゆえこの1ヶ月ほど行動を見つめることで、自分が手を抜いていないかチェックする癖がついた。登山なんだから道を下っている、つまり楽をしているのはマズい。

 

登り坂というのは負荷がかかっている状態だからしんどいのが普通。だからそんなしんどさを感じているかを意識するようになった。

 

それが高じてくると、むしろ負荷を求めるようになった。だからあえて面倒なこと、しんどいことに手を付ける癖がついたように思う。

 

毎日普通に過ごしているようでも、様々なことが起きる。予定どおり行動しているつもりでも、想定外のトラブルで仕事が中断することもある。移動中の電車が止まったり、顧客から苦情があったり、急に体調を崩したりする。あるいは道を歩いていて誰かにぶつかられたり、不愉快な行動をしている人を目にするかもしれない。

 

朝起きて今日の予定に従って動こうとしても、まるで運動会の障害物競走のように邪魔な出来事が起きる。以前のボクならそんな状況にイライラして、文句ばかり言っていただろう。もちろんいまでも感情は動く。トラブルが起きることで、怒ったり、悲しんだり、悔しく感じたりする。

 

そうした感情を無視するのではなく、ありのままに感じようと意識している。ただ以前とちがうのは、そんな感情を抱いても気持ちがくさったり、足を止めて運命を恨んだりしなくなった。ため息を吐いたりグチをこぼしつつも、やらなくてはいけないことを淡々とこなしていく。

 

いや、どちらかと言えば、心のどこかでウキウキしてやっている。なぜならそうしたトラブルは、登り坂をモロに感じさせてくれるから。自分が進むべき目標に向かって、確実に坂道を進んでいることを実感できるから。

 

目標に到達するということは、それに値する人間になるということだと思う。例えば作家としてメジャーデビューするということは、プロとしてその仕事をまっとうできなくてはいけない。まぐれでデビューしてしまうと、その直後に失速していくだけ。

 

だから坂道を登るということは、目標に到達してからの先を見越したものだと言える。登り坂で身につけていくのはスキルだけでなく、目標到達後に耐えていける体力、並びに精神力だと思う。だからやってくる障害を、むしろ歓迎すべきだと思えるようになった。

 

そんなボクだから、思うようにいかないことが起きると『ラッキー!」と思うクセがついてしまったwww   冗談みたいだけど、本当にそう感じている。辛いことや面倒なこと、しんどいことに関して、文句を言いながらも歓迎している自分がいる。

 

もしかしてボクは、マゾヒストなのかもしれないなぁwww

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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