高羽そらさんインタビュー

報われない愛が切なすぎる

努力や善意が報われないことなんて、巷にはいやというほど実例がある。ボクだって経験している。だからといって無気力で何もしなければ、やはり事態は同じ。だから結果が出ないとしても、前に進むためにはトライするしかない。

 

でもそれは簡単なことじゃない。やっても、やっても報われないと、心が折れてしまう。でもそんな辛さに耐え、前に進もうとした男性を描いた映画を観た。

 

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『好きにならずにいられない』(原題:Fúsi)というアイスランド・デンマークの合作映画。タイトルに惹かれて観たけれど、想像していたより素敵な映画だった。だけど切ない。ある意味ハッピーエンドじゃないからね。

 

主人公は写真のフーシという40代の男性。超肥満で、頭頂部はハゲていて、オタクでもある。母親と二人暮らしで、女性と交際したことはない。つまり童貞。

 

空港の荷物係として働いている。遅刻も欠勤もなく有給休暇も取っていない。とても真面目で優しい。職場でひどいいじめを受けても、誰にも言わずじっと耐えているという人物だった。

 

ある日、母親の恋人に勧められて、いやいやながらダンス教室に通う。そこでシェヴンという女性と知り合い仲良くなる。生まれて初めてできた女性の友達。やがてフーシの気持ちは恋に変わる。

 

ところがシェヴンはうつ病を患っていた。そんな彼女に対して、フーシは献身的に尽くす。それがどれほどのものか、映画を観た人は驚くと思う。ボクはフーシという人が大好きになってしまった。そしてついにシェヴンも彼を受け入れてくれて、二人は結ばれる。

 

それで同居することになり、外国に行きたがっているシェヴンのためにエジプト旅行をフーシは用意する。だけど同居の当日、やはりフーシとは暮らせないと言われてしまう。もうこの辺りで切なすぎて胸が苦しくなってしまう。

 

シェヴンに会えなくなったフーシは、彼女の夢をかなえるためにひとりで奮闘する。そしてそれを実現させて、こっそりとその成果を届ける。そしてラストシーン。

 

空港でエジプト行きの飛行機を待っているフーシ。だけどシェブンは来なかった。たった一人で飛行機に向かうシーンで終わる。

 

とても切ないラストなんだけれど、必ずしもバッドエンドじゃないと思う。なぜならフーシはこれまで自分が暮らす街を出たことがなかった。そんな彼が一人であっても外国へと足を踏み出した。その一歩が意味することはとても大きいと思う。

 

辛い恋だったけれど、フーシを成長させてくれた出来事だった。その一歩を踏み出しことで、きっとフーシには明るい未来が待っていると思う。だってとてもナイスガイだから。そんなことを感じさせてくれる素敵な終わりかただった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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