高羽そらさんインタビュー

善意が犯罪認定される恐怖

先日のブログで紹介した『好きにならずにいられない』というアイスランド映画で、とても腹立たしいシーンがあった。主人公のフーシは肥満でハゲていて、そのうえオタクで母と二人暮らしの40代男性。女性と交際した経験などない。

 

彼の住むアパートに父と幼い娘の家族が越してきた。ある日鍵をなくした少女が家に入れなくて泣いていた。優しいフーシは父親が戻るまで自分の家で彼女と遊んでやった。もちろん下心などなく、本当に可哀想に思ったから。それをきっかけにして、二人はたまに一緒に遊ぶようになる。

 

だけど世間や娘の父親たちに、その善意は伝わらない。フーシの風貌だけで彼を犯罪者扱いする。その結果通報されて、警察で事情聴取されるというシーンがあった。だけどこうしたことが起きるのはフィクションの世界だけじゃない。いまの日本ではよく起きていること。

 

誘拐犯と疑われて…迷子助けた経験者に聞く「もう警察に連れていきません」「僕はまた声かける」

 

迷子の子供を助けただけで、いまや犯罪者扱いされてしまう。決して冗談ではない。

 

この記事で紹介されている事例など、本当に恐ろしいと感じた。ある男性が迷子になっている少女を見つけた。それで気の毒に思い、近くの交番へ連れて行った。誤解されてはいけないから、その子の手をとることさえしなかった。

 

なのに応対した警察官は、その人の行為に感謝することなく、まるで誘拐犯のような扱いだったらしい。執拗に自宅住所と会社名を訊かれ、もしかしたら警察が行くかもしれないという脅しのようなことまで言われたらしい。

 

だからもし次に迷子を見つけても、絶対に交番へ連れて行かないと決めたとのこと。警察に通報して現場に来てもらうしかないと述べておられる。

 

もうひとつの事例でも、親と喧嘩をして家を出された子供を保護した人がかなり苦労されていた。一人で警察に連れて行くと疑われるという高校生のアドバイスを受けて、その高校生と一緒に警察へ連れて行ったそう。善意でしかないのに、なぜここまで神経を使わなくてはいけないのだろう? 本当に悲しい。

 

もちろん悪いのは、子供をターゲットにした犯罪者たち。そいつらのせいで、公園で休息していた男性が保護者に通報されてしまうようなことも起きている。何かがおかしい。どうしてこんな窮屈な社会になってしまったんだろう?

 

とにかくボクのような中年男性が迷子を見つけたとき、一人で行動するのは絶対にNGだと思う。周囲の人に声をかけて、複数で行動するべきだろう。子供を守るために、そして自分を守るためには致し方ないよね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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