やっぱ見た目の良さは有利らしい
好みに関して個人差はあるだろうけれど、一般的に美人、あるいはイケメンと称されている人たちの容貌に異論を挟む人は少ない。美しいと感じるための要件は、人間の本能に刷り込まれたものなんだろう。
だから美人やイケメンが有利だというのは事実。他人から称賛されることは多いし、普通の人では難しいモデルや俳優という仕事にもつきやすい。自己肯定感も高いだろうから、何かと前向きに取り組んでいけると思う。
ただし見た目の美しさが、同時に人間性を表しているとは限らない。恋人や友人として交流すると、見た目とは正反対に嫌なやつかもしれない。それと同じ理屈で言えば、見た目がブサイクでも素晴らしい人格者は大勢いる。
それはわかっているけれど、やっぱりとっかかりは見た目。だから美人が有利なのは厳然たる事実。そしてそれは人間だけでなく、食べ物も同じらしい。
目の前に料理が出されたとき、あるいは料理の写真を目にしたとき、見た目に美しいと感じる料理に対してヘルシーだと思う人が圧倒的に多いそう。
これは自分の感覚だけでなく、他人が「この料理は汚い」という言葉にも反応する。逆に誰かが美しいと言った料理はヘルシーだと感じるらしい。
リンク先の記事にそのことを証明するいくつかの実験が紹介されている。どの実験もなかなかユニークで、人間が見た目重視だということがよくわかる。
たとえばアボカドを2種類用意した。ひとつはきれいに三角に切ってお皿に乗せてある。もう一つは乱雑に置いてあるだけ。どちらのアボカドも味に関しては同じだという意見が多かった。
だけどより自然に近くヘルシーだと感じるのは、圧倒的に前者のアボカドだったとのこと。まったく同じアボカドなのにねwww
この実験結果を見ていると、飲食店のメニューやネットで写真をアップするとき、その料理をいかに美しく見せるかは重要だということ。もちろん美味しくなければ客は離れていくだろう。だとしても美味しいものを作っても、見た目が悪いと敬遠されてしまう。
人間の本能って不思議で面白いよね。人間に対して美しいと判断する背景には、種族を残していくための性欲がある。そして料理に関して美しいと判断する背景には、肉体を維持していくための食欲がある。
種の保存という観点から見た場合、より必要なものを『美しい」と感じるようにプログラムされているとしか思えない。だからもし汚い料理のほうが人間にとって有益だとすれば、その『汚さ」を「美しい」と感じるんだと思う。
ただし付け焼き刃的な『美しさ』は淘汰されていくはず。見た目がどれだけ美人で、どれだけ美しい盛り付けの料理でも、中身が伴っていないといずれ見抜かれてしまう。本当の『美しさ』とは、外面と内面が融合されて発出するものだと思う。結局はそのバランスだろう。
ということは内面が同じレベルだとしたら、やっぱり美人やイケメンが有利? う〜ん、やっぱこれが現実なんだろうなぁwww
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