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高羽そらさんインタビュー

後悔ゼロはない。だったら…

今日になって今週の『エール』の録画を観た。ようやく裕一の弟である浩二が結婚した。裕一の親友である鉄男が消息不明だった弟と再会した前半も含めて、兄弟愛を描いた今週だったね。

 

金曜日の放送分で、迷っている浩二に音がかけたセリフが心に強く残っている。「やらないで後悔するより、やって後悔するほうがいい」というもの。

 

これは音の父の言葉でもある。そういえば作家の林真理子さんも同様のことを言っていた。やってしまったことの後悔はいずれ昇華できるけれど、やらなかったことの後悔はいつまでも残ってしまう、と。

 

これは真理だと思う。だけど理屈ではわかっていても、人間は動くことができない。このままじっとしてたら、いつか嵐が通り過ぎていってくれる。そう思って、じっと動かずにいてしまうことが多い。でもキツい言い方をすれば、ほとんどの場合は嫌なことを避けたいゆえの逃避行動だと思う。

 

できる限り後悔したくない。できる限り辛い思いをしたくない。できる限り傷つきたくない。そう思うと動けなくなってしまう。

 

いまのボクは、そのことばかり考えている。プライベートなことなのでここでは書くつもりはないけれど、いまは台風と竜巻と地震が同時に起きたような状況にいる。どうすればこの現状から抜け出せるのかまったく見えない。

 

不安と疑心と恐怖が先にたって、もがきながら希望の光を探している。そんなどうしようもない状態だけれど、ひとつだけ確実にわかったことがある。

 

『前に動かないと光は見えない』ということ。

 

じっと考えて悩んでいても、物事は停滞したまま。台風のように進路がわかっていれば耐えられるけれど、人生における苦難はいつ通り過ぎるかなんて予測できない。だったら手をこまねいている時間があるなら、できることを行動に移そう。そう思ってがむしゃらに動いている。

 

じっとしているときはまったく光が見えなかった。だけど動くことで、ときどきは光がかいま見える。あるいは新しい情報を手にして、すぐに対応をとることができた。もちろんその行動が、どのような結果を生むかは未知数。

 

だけどタイトルで書いたように、人生において後悔がゼロになることなんてあり得ない。人間が人生を終えて死を迎えるとき、おそらく抱え切れないほどの後悔が存在しているはず。

 

だったらボクはやらなかったことの後悔に埋れたくない。結果として後悔が残るとしても、できる限りの行動をとったうえでの後悔であって欲しい。人それぞれだろうけれど、ボクは精一杯行動に移した結果を受け入れたいと思う。

 

「人事を尽くして天命を待つ』という言葉にこそ、後悔の本質が記されているように思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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