歯周病菌VS新型コロナ
新型コロナの第3波がやってきたことで、息を吹き返しつつあった日本経済が再び打撃を受けそうな気配が漂っている。年末年始にかけて自粛ムードが高まれば、2021年は落ち込んだ気分で迎える新年になるかもしれない。
そんな最近の状況を見て、しまったなぁと感じていることがある。本格的な第3波が来る前に、やっておけばよかった。
それは歯科の定期検診。
いつもは3〜4ヶ月のペースで検診を受けていた。主な目的は歯周病予防のための歯石除去。ところが今年の3月に入れていた予約をキャンセルしてから、一度もかかりつけの歯科医へ行っていない。
実は近いうちに行こうかと、先月までは思っていた。だけどバタバタしているうち、気がついたら春を超える感染者数を記録するようになった。歯科医の感染予防対策は万全だと信じている。でも今月になってから兵庫県の感染者数を見ていると、どうしても歯科医へ向かう足が止まってしまう。
だけど歯周病も怖いよ。こんな記事を見ると、やはり歯科医へ行くべきかと迷ってしまう。
最近の研究によると、歯周病が認知症の原因だと言われている。以前にもこのブログで紹介したことがある。
ただ確定情報とも言えないらしい。リンク先の記事にはそのことについて書かれている。実験方法にやや問題があるため、歯周病菌が脳に影響を及ぼすことに対して否定的な意見も多いそう。
歯と認知症の関連ということで見れば、歯周病よりも歯が弱って咀嚼できないことのほうが、認知症の要因になりやすいと考えられている。どちらにしても、口腔の状態は認知症とは無縁ではないということだろう。
認知症の要因は別として、歯周病菌はもっと怖い病気の原因となっている。まずは歯の骨を溶かしてしまうこと。それゆえ大切な歯を失ってしまうことになる。
誤嚥性肺炎を起こすことも確認されているし、糖尿病を悪化させることも医学の世界では定説となっている。さらに細菌性心内膜炎、狭心症、心筋梗塞、動脈硬化という病気の原因とも考えられている。
歯周病菌VS新型コロナウイルス、という格闘技戦があったとしよう。さて、あなたはどちらに賭ける?
リンク先の記事を読んだ段階では、ボクなら歯周病菌の勝利に賭ける。どう見ても強そうだから、つまり人間の健康にとっては歯周病菌のほうが脅威だということ。
とまぁこんなところで菌とウイルスを仮想で戦わせていないで、とっとと歯科医へ行けということ。
だけどなんとなく気が引けてしまう。本音を言えばそもそも歯医者に行くのが嫌だから、コロナのせいにしているだけなのかもしれないね〜www
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