マッチョマンは食欲旺盛
今日は1週間ぶりにミューナを獣医さんに連れて行く日。この1週間も比較的安定していて、食欲もあるし水も飲んでくれる。一度だけ水を飲んだあとに激しく嘔吐したけれど、それ以外は特に心配することはなかった。
午前9時になると、いつもどおりGOタクシーの配車アプリでタクシーを呼んで病院へ。今日は一番だったので、病院が開くと同時にすぐ診察してもらえた。先週と同じで点滴を受けただけで、次回も来週にとのこと。おそらく今月中には血液検査で現在の数値の確認があると思われる。
ただ今日の診察は大変だった。それはミューナではなくボク。審査室でキャリーバッグから出ようとしないミューナを引っ張り出すとき、暴れるミューナがボクの手を離れて暴走しかけた。それをどうにか捕まえたんだけれど、どこかで額を強打したらしい。
点滴の最中に痛いなぁと思っていたけれど、必死だったのであまり気にしなかった。主治医の先生もいつも通りの普通の態度なので、特に何も思うことなく診察室を出た。ところが受付の女性に診察料を払おうとしたとき、「血がすごいですよ」と言われた。
驚いてマスクを外すと、マスクの半分くらいが血で染まっている。まるでスプラッタームービーのようwww
おでこを切ったようで、かなりの出血だった。プロレスラーのブッチャーや大相撲の朝潮(どっちも古いかなぁwww)のように割れた額から血を流して待合室に戻ってきたらしい。トイレで自分の顔を見て失神しそうだった。新しいマスクをもらって、恥ずかしさで真っ赤になりながら病院を出た。来週行くときのトラウマになりそうやわwww
それにしてもあの獣医さん、ひとこと言ってくれたらいいのに。猫のことは真剣だけど、無駄話をしない先生なのはわかっている。だけど血が出ていることくらい言ってくれてもいいのにね。あまりに恥ずかしくて、来週どんな顔をして診察室に入ろうか悩んでしまうwww
ということでミューナはいつものように皮下点滴を受けた。筋肉と皮膚のあいだに水分を点滴するので、不自然な感じで皮膚が膨らむ。その様子がまるで猫のビルボーダーのようなので、病院から戻ったミューナは、我が家で『マッチョマン』を呼ばれている。
では、そのマッチョマンを紹介しよう。
普段はほっそりしたミューナなんだけれど、この写真のミューナは両腕の筋肉が盛り上がっているように見えるはず。これは点滴した水分が溜まっている状態。2日ほどかけて少しずつ身体に吸収されていく。
でも筋肉モリモリで強そうに見える。それで『マッチョマン』ということ。だけど『マッチョマン』と呼ばれるにはそれ以外の理由がある。
病院に行くと緊張するので、大量のアドレナリンを放出するらしい。だから帰ってくると興奮して、ワォウ、ワォウ、と鳴きながら歩き回る。俺様は病院に行ってきたすごい猫なんだぜ、と言いたげなドヤ顔でね。
そしてアドレナリンが『狩り』の本能を刺激するらしく、病院から戻ってきたその日と翌日は、驚くほど食欲旺盛になる。猫の狩猟本能スイッチが入って、食欲が増すんだと思う。
だからもし慢性腎不全の猫がいて、腎臓サポートの療法食に変えようと思っている飼い主さんに『マッチョマン』はチャンスだよ。興奮した勢いで食べてくれるので、思ったよりスムーズにフードチェンジが進むと思う。もしかしたらこうなるのは、うちのミューナだけかもしれないけれどね。
いまの『マッチョマン』は散々鳴き尽くし、ご飯もたっぷり食べて熟睡している。だけど夜になったら『マッチョマン』が復活するんだろうなぁwww
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