矛盾を超える映像の迫力
なんと突然に朗報がやってきた。2019年にアルバムをリリースしてワールドツアーを終えたエド・シーランは、今年になって休息宣言をしていた。その宣言どおり、ここのところInstagramさえ更新していない。
ボクは運よく2019年4月の大阪ライブに参加できた。もしエド・シーランのライブが今年の開催だったら、確実に中止となっていたはず。そんなエド・シーランが昨日になって新曲のミュージックビデオを公開した。18ヶ月ぶりの新曲は『Afterglow』というタイトル。
(う〜ん、最近YouTubeの動画ブログに貼り付けられない。仕方ないのでこちらからどうぞ)
いやぁ、うれしいなぁ。どうやらこれが活動再開の合図になるようで、この新曲がニューアルバムに収録されるという情報も流れている。アーティストにとって活動しづらい状況が続いているけれど、音楽シーンにとっては久しぶりに明るいニュースだね。
新型コロナでいろいろ大変だけれど、気合いで乗り越えていくしかない。そんな気持ちになってテンションを上げたい人は、この映画がオススメ。
『G.I.ジョー』(原題: G.I. Joe: The Rise of Cobra)という2009年のアメリカ映画。もともとはアメリカのオモチャシリーズだったG.I.ジョーがアニメ化されて、その実写版映画となったのがこの作品とのこと。
ストーリーは超絶シンプル。『ナノマイト』という金属をも食べてしまうという大量破壊兵器が開発された。NATOの資金で作ったこの武器を、闇組織が横取りしようとする。その闇組織に対抗するのがG.I.ジョーという、国籍を超えて結成された秘密部隊。
とにかく矛盾が多い作品。闇組織もG.I.ジョーも最新技術を駆使したすごい部隊なのに、NATO軍なんて普通。そんな技術があるなら、とっとと既存の軍隊に配備すればいいのにねwww
そのうえ『ナノマイト』の運搬を、その普通の軍隊に任せるなんて。そして奪われそうになって、あわててG.I.ジョーたちを投入してくる。ストーリー展開として笑うしかないんだけれど、それを超えるのがテンポの良さとCGの素晴らしさ。
そんな矛盾なんてどうでもよくなるほど映像がすごかった。戦闘シーンに関していてば『スターウォーズ』に負けていないと思う。2時間弱の作品なんだけれど、興奮して観ているあいだにエンディングがやってきたという感じ。いまいちの人間ドラマでさえ、素晴らしいものに思えてくるから不思議www
よし来年も頑張ろう、と思える意味ではオススメの作品だと思う。続編ありきで作られているので調べてみると、やっぱり2013年に続編が公開されていた。ただキャストが大きく変わっているので、この作品が気に入ったボクとしてはちょっと微妙な気持ち。
まぁ、登場人物が多い作品なので、そのあたりの調整が難しかったのもね。スパイダーマンやスーパーマンのように超人が活躍する作品とちがい、訓練された兵士が最新装備を身につけて戦うというのがいいと思う。とにかく爽快感を思い切り堪能できる映画だったなぁ。
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