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高羽そらさんインタビュー

ジャックは戦う寅さんだな

人間の記憶力なんていい加減なもので、1回読んだだけの小説や、1回観ただけの映画なんてすぐに忘れてしまう。断片的な記憶が残っていても、数年したら全体のストーリーがぶっ飛んでいるwww

 

だから気に入った印象が残っている作品は、もう一度読んだり観ることが多い。適当な記憶力のボクでも、2回目になればさすがにストーリーが継続して残る。

 

そういう意味で記憶を定着させるために、2度目になる映画を観た。

 

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『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』という2016年のアメリカ映画。ジャック・リーチャーというアメリカで人気を得ている小説の映画化で、この作品は『アウトロー』という2012年に公開された作品の続編。どちらも写真のトム・クルーズがジャック・リーチャーを演じている。

 

なんとなくの記憶しかないので、久しぶりに見直しても新鮮な気持ちで楽しめた。ある意味、アクション映画として王道的な内容。ジャック・リーチャーは元米軍憲兵隊捜査官で、現在は軍を出て流れ者になっている。Tシャツを1着しか持っていないというエピソードが、この続編でも採用されていた。

 

あることで世話になったターナー少佐という女性兵士とデートの約束をしたジャック。ところが基地に訪れてみると、彼女は逮捕されていた。それはアフガニスタンでの武器の横流しに関わる陰謀に巻き込まれた結果。ターナーを助けるため、ジャックが陰謀の真相を暴いていく物語。

 

ジャックとターナーだけでなく、もしかしたらジャックの娘かもしれないサマンサという高校生を絡ませることで物語に厚みが持たされている。いわゆる勧善懲悪の物語なので、安心してスッキリとエンディングを迎えられる。

 

前作でもそうだったけれど、ジャックは相手の女性と深い関係になりそうでならない。そして事件が解決すると、また流浪の旅に出てしまう。失恋したわけじゃないけれど、まるで『男はつらいよ』の車寅次郎のような役どころ。ただし、悪と戦う寅さんだけれどねwww

 

久しぶりに見直したけれど、やっぱり面白かった。この寅さんのパターンだと、いくらでも続編ができそう。実際に原作はシリーズ化されていて、ファンの多い小説としてベストセラーになっているらしい。

 

でも残念なことに、トム・クルーズのジャックはこれが最後らしい。原作のジャックは体格等のイメージがちがうそうで、原作者もトムのジャックはこれが最後だとコメントしているらしい。

 

こうなるとジャック・リーチャーというキャラが気になってくる。ということで来年は邦訳されているこのシリーズをすべて読破することにした。原作を読むことで、トム・クルーズの姿がいつまで重なってくるのか楽しみ。もしトムのイメージが吹っ飛ぶようだったら、小説としてのキャラ作りが完成しているということだろう。楽しみだなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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