高羽そらさんインタビュー

あなたは脳に操られている?

ここのところ他に優先することがあって、新作小説は書きかけで中断している。おそらく2月の上旬くらいまではこの状態が続きそうなので、その期間中に新作小説に関するインプットを意識している。

 

その新作小説のテーマは『人間の自由意志』に関すること。それで今年になって難解だった本を1冊読了した。苦労したけれど時間をかける意味があったと思える内容だった。

 

そして今日になって読了した本は、書きかけの新作小説の方向性を大きく変えてくれる素晴らしい内容だった。

 

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2021年 読書#3

『<わたし>脳に操られているのか 意識がアルゴリズムで解けないわけ』エリエザー・スタンバーグ著という本。

 

著者はアメリカのイェール大学附属病院の神経科医。この前に読んだ哲学書に比べて、科学に基づいた理論的な説明に終始していて、とても素晴らしい本だった。ボクのように小説の勉強用だけではなく、普通に読み物としても面白いと思う。

 

この本に書かれているのは、人間に自由意志があるかどうかということ。著者は自由意志があると断言している。

 

ただし現在の医学会、及び脳科学の世界においては、人間には自由意志がないという決定論が圧倒的多数派となっている。自由意志というのは錯覚であって、人気は脳に操られているという意見が優位を持っている。

 

その決定論に対して、著者は自由意志の存在を論理的に証明しようとしている。この本の半分以上は、著者の意見に反するこれまでの決定論が紹介されている。これが例示をつけてわかりやすく書かれているので、とても勉強になった。知らないこともあったので、小説を書く前に読んでよかったと思う。

 

そして本の終盤近くになって、ようやく著者の反論が始まる。その理論構成は見事で、決定論者の反論を寄せ付けないパワーがあったと思う。そしてこの主張に関しては、ボクも著者の見解に同意する。

 

ただ著者も書いているとおり、その自由意志が『どこ』からやってくるのが証明できない。つまり直感やインスピレーションが自由意志として人間に降りてくる場合、それはどこからやってくるのかという難問が残る。それを現在の科学で説明することができない。

 

ボクが『決定論』を支持するのはその部分。著者が書いているように、人間は特定のアルゴリズムで反応する機械ではない。意識というものが存在していて、自由意志を持っているように見える。

 

でもボクはその意識の『大元』を考えていて、個々の人間の意識を支配している『決定論』的な存在があると思っている。それゆえ究極的には、人間に自由意志がないと考えている。そのあたりを小説にしたいと思っているので、この本の著者に心から感謝したいほど参考になる内容だった。

 

次に新作小説の勉強で読むとしたら、既存の『決定論』支持者の本かな? 双方の意見を聞かないとね。検索して探してみよう。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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