研究より被験者数に驚いた!
明晰夢は練習すれば誰にでも体験できる。夢を夢だと気づき、その世界を自由に探索することはそれほど難しくない。
ただそのためには欠かせないものがある。それは『根気』。
失敗してもあきらめず、コツコツとトライしていくしかない。本来なら誰にでも体験できることなのに、明晰夢の体験者が少ないのは淡々と継続することを断念する人が多いから。
それゆえ明晰夢を見ることのできる人を対象にした実験記事を見てビックリ! 研究結果よりも、それだけの被験者を集めたことに驚いてしまった。
夢に侵入し、睡眠者との「リアルタイム対話」に成功! まるで映画の世界みたいな研究結果
なかなか面白い研究。寝ている人の夢に侵入して、対話ができるかどうかを実験したもの。
この研究を意義のあるものにするためには、夢を夢だと自覚している被験者が必要となる。ボクが驚いたのはその数。なんと36人もの明晰夢体験者を被験者として集めていた。
多国籍の研究チームだからできたのかも。実験を行ったのはアメリカ、ドイツ、フランス、そしてオランダの研究チーム。それぞれの国で明晰夢を体験できる人物を見つけたんだろうと思う。
実験結果は予測できる。ボクの経験からすれば、明晰夢の最中に現実世界とのコンタクトは可能だと思う。そしてそのとおりの結果が出ている。
実験方法はシンプル。夢を見ている最中に、被験者に対してアクションを起こす。言葉での呼びかけ、光の点滅、ビープ音、肩や腕へのタップを使ったそう。
それらの刺激に反応した被験者の感想が面白い。記事から抜粋してみよう。
「夢の中で友人とパーティーをしていた。そこに実験者の話しかける声が、映画のナレーションのように聞こえてきた。それに対し、決まった合図で”NO”と返答した」
「夢の中で電灯のついた部屋にいる。すると、天井の電灯が点滅を始めた。これを外界からのモールス信号と判断し、その点滅回数を目の動きで合図した」
明晰夢と連動しているのが面白いよね。この感想はボクの体験と一致する。
今朝も明晰夢を見ていると、突然猫のミューナが姿を見せた。ボクは外にいたから、少しあわてた。夢だと分かっているけれど、ミューナを抱き上げて家に連れ帰ろうとした。そのとき目が覚めて思わず笑った。
ボクの布団の上に乗っかって、ミューナが鳴いていたから。こんな経験は数えきれないほどしている。
この研究で残念なことは、36人の被験者のうち、現実世界とコミュニケーションが取れたのは6人だけだったということ。だから実験結果としては、夢を見ている人とリアルタイムで対話可能とは言い切れない。
でもこの研究を応用すれば、夢の意義と人間の潜在意識の解明につながるかもしれない。とても興味深いので、なんならボクが被験者になってもいいよwww
それにしても世界中で明晰夢をそこそこの頻度で見られる人はどれくらいいるのだろう? ボクとしてはそちらのほうが気になるなぁ。
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