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高羽そらさんインタビュー

違和感のない続編に拍手

映画の続編というのは難しい。元から原作がある作品は別にして、1本目がヒットしたことで作られた続編はコケやすい。どうにか興行収入が予定額をキープできても、続編としてのストーリーに違和感を覚えることが多い。

 

例に出して悪いけれど、『ターミネーター」がそうだった。1作目で未来のタイムマシンを破壊したことで、いまの世界では極め付けの戦いという印象があった。なのに次作以降では次々に新しいターミネーターや未来人がやってくる。まぁ、新しいタイムマシンを作ったんだろうけれどねwww

 

納得はできても興醒め感が抜けないことが多い。だけどこの映画の続編は、違和感なく楽しむことができた。

 

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2021年 映画#33

『パシフィック・リム・アップライジング』という2018年のアメリカ映画。前作の『パシフィック・リム』が面白かったので、我慢できずに続編を観た。この物語は、前作から10年後の世界が舞台となっている。

 

映画が始まってすぐ、ボクのテンションは急上昇。だって主人公のジェイクをジョン・ボイエガが演じていたから。ジョンといえば、『スター・ウォーズ』最新作のフィンだからね。いきなりいい映画になりそうな予感だった。

 

ジェイクは前作で司令官だったペントコストの息子。だから菊地凛子さんが演じた森マコとは幼い頃から一緒に暮らしていた。だから姉として慕っている。その前回のヒロインであるマコは、ある陰謀に巻き込まれて映画の前半で命を落としてしまう。

 

父に反発していて兵士になることを拒んでいたジェイクだけれど、姉の死によって気落ちを入れ替える。10年前に怪獣がやってくる海溝は封鎖されていた。ところが前回で怪獣の脳をリンクさせたニュートンという科学者が、怪獣を操っている異次元の存在に意識を乗っ取られてしまう。

 

パイロットのいらない無人のイェーガーが開発されていた。製作した中国の企業に悪意はない。だけど科学者として協力していたニュートンによって、無人のイェーガーは暴走する。そして閉じていた海溝を無人イェーガーが破壊することで、再び怪獣たちが地上に現れるという展開。

 

ここからは前回と同じくパイロットたちが操縦するイェーガーと怪獣の戦い。最後の決戦地は日本の富士山だった。基本的に特撮を楽しむ作品なので、感動のドラマがあるわけじゃない。だけどSF作品としてはよくできていたし、最初に書いたように続編としての違和感がない。だから十分に楽しむことのできる作品だった。

 

その気になれば続編は作れる状況。どうするのかな? 前作ほど評判はよくないようなので、映画会社としても慎重になるだろう。もしNetflixでのアニメが大当たりすれば、第3作の製作も検討されるかもしれないね。この作品のレベルを維持してくれるなら、是非とも続編を観たいと感じる内容だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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