高羽そらさんインタビュー

このB級アナログ感は貴重

隙間時間に観ようと思い、上映時間の短さだけで選んだ作品を観た。ダジャレっぽいタイトルなのでB級の匂いがプンプン。

 

その予感どおりの作品だったけれど、ここまで徹底してやっていると、かえって清々しく感じる作品だった。

 

20180915231934

 

2021年 映画#36

『ゾンビーバー』(原題:Zombeavers)という2014年のアメリカ映画。映画の内容としてはゾンビが登場するパニック作品。だけどジャンル分けだとコメディにしているところもある。ただしゾンビといっても、タイトルのとおりビーバーのゾンビが襲いかかるという異色作品。

 

映画の冒頭は、危険な薬品を運んでいる二人が登場する。このトラックはある田舎町で鹿を跳ねてしまい、その事故で薬品の一部を川に落としてしまう。つまりその薬品によってビーバーがゾンビ化するという冒頭。笑うしかない設定だよねwww

 

場面は変わって美人の女子大生3人。そのうちの一人が彼氏に浮気されたことで落ち込んでいた。それで元気づけのために湖畔の別荘へと遊びに来た。当然ながらその湖にはビーバーが住んでいる。

 

夕方になって3人の彼氏たちも合流。そこで痴話喧嘩が始まるけれど、そんな状況を一変させたのが『ゾンビーバー』の登場。その夜は一匹だけだったけれど、翌日の朝になると大群で押しかけてきた。

 

ここからはもうメチャクチャ。ひたすらゾンビ化したビーバーが襲いかかってくる。ソンビーバはとても賢くて、電話線を噛み切ったり、道路に木の枝で組んだダムを作って自動車で逃げられないようにしている。

 

噛まれた人間は、ゾンビ映画のセオリーどおりにゾンビとなる。ただし普通のゾンビじゃない。前歯はグイッと伸びて、うちわのような尻尾が出てくる。ゾンビ化といっても、人間の体格でゾンビーバーになってしまう。あまりに変すぎて、笑いをこらえるのが大変。

 

先ほどの写真を見たらわかるとおり、CGなんてまったく意識していない。いかにもぬいぐるみだとわかるゾンビーバーが襲ってくる。超アナログな演出で、床を突き破って顔を出すゾンビーバーは、まるでモグラ叩きのよう。

 

おそらくあえてアナログ的な演出をしているんだと思う。このレベルなら、学生の作った映画のほうがリアリティが高いからね。昨今のコンピュータ映像を批判するかのような演出によって、逆に好感が持てるような気がする。

 

6人の若者以外に街の住人が登場するけれど、ひとりだけ生き残った女子大生以外は全員死んでしまう。そしてその女子大生も、ゾンビーバーが誕生するきっかけとなった毒物運搬のトラックにはねられて死んでしまう。この映画に登場して最後まで生き残ったのは、運搬トラックの二人だけという結末だった。

 

なんの感動もなく、ひたすら気持ち悪いだけの映画。だけど妙に笑えるし、変な満足感がある。おそらくあえて演出したアナログ感がうまく作用しているんだと思う。こんな映画もあっていいんじゃないかな。ある意味貴重な作品だと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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