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高羽そらさんインタビュー

ネットの嘘は事実になる

ネット上にデマが飛び交っているのは、普通の感覚の人なら理解しているだろう。意図的なデマもあれば、誰かが誤解したり読み違えることで、それが事実として拡散されていく場合もある。

 

少し前になるけれど、エイプリルフールに関する記事にそんな事例が紹介されていた。

 

「こんなことになるとは…」13年前のエイプリルフールについた“嘘”がネットで… ある男の告白

 

エイプリルフールになると、著名人が嘘をツイートするのが流行したことがある。だけど昨年くらいから新型コロナウイルスの影響もあって、そんな冗談をする人はかなり減った。今年もTwitterを見ている限り、とてつもない嘘がタイムラインに流れることはなかったように思う。

 

だけどもしコロナ禍じゃなかったら、デマまがいの嘘を書き込む人が大勢いただろう。リンク先の記事は、ある男性の告白をまとめたもの。

 

この男性は2006年にある嘘を書いた。なんとウキペディアにまで書き込んだ。それは『逆エイプリルフール』に関するもの。その内容が面白い。

 

『かつて4月1日を「嘘の新年」として祝ったことで王の怒りを買い、13歳で処刑された少女に哀悼の意を表し、1594年から13年に一度ごとに、嘘をついてはいけない「嘘の嘘の新年」という風習がある』

 

エイプリルフールの起源を意識した完全な嘘。フランスの国王であるシャルル9世がグレゴリオ暦を採用したとき、民衆が抵抗して『嘘の新年』を祝った。その事実を脚色した嘘だった。

 

ところが翌日になってそれを信じる人が出てきて、あわててウキペディアを削除しようとした。それが2006年のこと。だけどやってもやっても、誰かが書き込んでしまう。要するにウキペディアなんて信用できないということwww

 

驚いたのが2年前の2019年。なんとそのことを覚えていた人によって、13年目の『嘘の嘘の新年』がやってきたと拡散された。完全な創作話なのに、それが事実として大勢の人を惑わしたとのこと。

 

ネットでの嘘は、誰かによって真実にされてしまう。情報を発信する人は、そのことを自覚しておくべき。内容によっては笑い話ですまないことになる。そして情報を受け取るボクたちも、そんな嘘が飛び交っていることを意識しておくほうがいいよね。

 

きっと今年から11年後のエイプリルフールには、再び『嘘の嘘の新年』が事実として登場するんだろうなぁwww

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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