携帯格安プランに必要なスキル
ahamoに移行して10日経ったけれど、とっても満足している。外出したときにチェックしてみると、4G電波の速度は十分すぎるほど。機種変更したiPhone11もいまのところ初期不良はなさそうなのでホッとしている。
ボクが以前に使っていたのはdocomoのギガライトというプラン。これでもかなり安くなったので、さほど不満はなかった。ところが使用しているiPhone6sがさすがに5年半も経過するとバッテリーがキツい。さらに今年の秋にはAppleのサポートから外れるので機種変更を検討していた。
そんなボクにとってahamoで販売されているiPhone11の金額は朗報でしかない。シミュレーションしてみると、ギガライトとほぼ同じ月額費用で機種代と通信費がまかなえる。3年が経過して機種代が終了したら、税込で2970円ポッキリ。だから迷わず移行することにした。
人によって事情はちがうだろうけれど、今回の携帯格安プランを利用しないなのはもったいない。それがどれほど得になるかについて書かれた記事がある。
携帯料金格安プランに乗り換えて驚いた…「消費税減税」に匹敵すると言えるワケ
新登場した携帯格安プランは主に3つ。docomoが母体となったahamo、ソフトバンクのLINEMO、KDDIのpovoというブランド。ボクはdocomoだったので、ahamoを選んだけれど、使う人の環境によって最適なプランを選べると思う。値段だけで考えるなら楽天モバイルという選択もあるしね。
ただ新ブランドには制約がある。値段を安くするために店舗対応をいっさいやらない。ネットのみの申し込みで、質問等もチャットが中心になる。だからデータ移行や開通処理は自分でやるしかない。キャリアメールも使えなくなるし、ahamoの場合だと留守電やキャッチホンも使えなくなる。
この制約に関しては昨年から告知されていたのに、いまになって大騒ぎしている人が後を絶たない。ボクはahamoしかチェックしてないけれど、老害と言われても仕方ないような炎上騒ぎが2件もあった。
ひとつは某有名新聞社の支社長。自分が使用しているギャラクシーのスマホがahomoの対応機種になっていないことに怒り、まったく関係のないdocomoショップの店員に怒りをぶつけた。ネットで調べたらすぐにわかることなのに。その経過をブログにアップしたものだから、またたく間に炎上してしまった。
もうひとつは某大手ネット雑誌の編集者。ahamoは5分の無料通話がついている。ところがその人は自分が電話をかけまくっておいて、税込2千円代と広告しているahomoに対してTwitterで揶揄した。電話を使う人は1100円でかけ放題プランが用意されている。おそらくそのことをチェックしていなかったのだろう。これまた炎上してツイートを削除したけれど、すでに拡散され尽くしている。
とにかくahamo関連のツイートチェックしていると、防げるはずのトラブルにはまっている人が多い。たしかに人によっては複雑な手続きが必要なうえ、ahamo側の対応が不十分なこともあるので、不満を撒き散らしている人が多いのはわかる。
だけどあまりに短絡的な人が多すぎる。サイトを隅から隅まで読めば、注意事項や手続き方法は書かれている。さらにスタートしてすぐに申し込んだ人たちの経過や失敗談、さらに対応策などの情報もネットにあふれている。
要するに携帯格安プランを契約するのに、ITスキルはさほど大きな要因を占めないということ。本当に必要なスキルとは、シミュレーション力だと思う。つまり想像力。
自分が実際に手続きをすると仮定して、具体的にイメージしてみる。そうすれば自分に足らない知識や、注意事項を具体的に描くことができる。そうして不安な部分を潰してから、実際の手続きに入るべき。ボクは自分のスキルに自信がないので、トラブルに備えてチェックリストまで作った。
だから申し込みはスムーズに進んだし、データ移行や開通処理もどうにかできた。それでも想定外のトラブルは起きる。だけどできる限りの不安を潰してあるので冷静に対応できる。何度もシミュレーションをすることさえ厭わなければ、どうにかなると思う。
シミュレーションの結果として自分には無理だと思ったら、会社の部下や自分の子供たちという、不足部分を補ってくれる人を探す時間も取れる。そんなこともせずにいきなり手続きを進めてしまうと、炎上騒ぎの二人のようになってしまうということだね。
ブログの更新はFacebookページとTwitterで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする