音楽はボクの睡眠導入剤
睡眠に関する研究で、どうにも腑に落ちない記事を読んだ。なぜならボクの経験とまったくちがうから。
就寝前の音楽はNG?「イヤーワーム」を起こし、睡眠の質を下げる可能性が判明
眠る前にリラックスするため音楽を聴く人は多いだろう。そのことに関してアメリカの大学が研究した結果。なんと就寝前の音楽は睡眠の質を下げるとのこと。
その理由として「イヤーワーム」があげられている。これは一度聴いた音楽が、繰り返し脳内で再生される現象。例えば出勤前にあるコマーシャルを見て、その音楽をつい列車のなかで口ずさんでいたというのがそう。
「イヤーワーム」については否定しない。ボクは日常的に経験しているから。ヘビロテになっている曲がつい口から出てしまう。いまならマルーン5やドージャ・キャットの新曲がボクの「イヤーワーム」となっている。
ところが記事を読んで呆れた。もしかしたら「イヤーワーム」という結論ありきで始めた実験ではないだろうか? だって選曲がアカンwww
テイラー・スウィフトの『Shake It Off』
カーリー・レイ・ジェプソンの『Call Me Maybe』
ジャーニーの『Don’t Stop Believin』
この曲を知っている人なら、タイトルを見ただけでサビが脳内再生されるはず。つまり同じメロディを何度も繰り返すという代表的な楽曲なので、わざと「イヤーワーム』起こすことを意図しているようにしか感じられない。これは最初から想定する結果を誘導しようとした選曲だと勘ぐってしまう。
少なくともボクに関して、この研究結果は当てはまらない。ボクなんか寝付きの悪いときは、音楽を聴くとあっという間に眠ってしまう。15分とか30分という限られた時間で仮眠を取るときでも、必ず音楽を聴く。すると大抵はアルバムの3曲目くらいで意識がないwww
眠る前なんかじっくり聴こうと気合を入れて聴き始めても、ふと気がついたら曲が数曲先まで飛んでいる。ボクの場合純粋に音楽を聴くというより、ミュージシャンが歌っている姿や演奏している様子をリアルにイメージする。ギターの弦の上を指がすべっていく映像を思い浮かべたりしている。
そんな聴き方のせいなのかもしれないけれど、すぐに夢の世界へ入ってしまう。「イヤーワーム」が発生していたとしても、リラックスしている影響のほうが優っているんだろう。
ただし睡眠の質についてはわからない。ボクは元々睡眠の質がちょっとおかしい。必ず90分ごとに夢を見て目が覚めるし、全体的に眠りが浅い。朝まで気がつかずに熟睡したなんて、物心ついてから記憶にない。
だから就寝前に音楽を聴いた結果としてて睡眠の質が下がるのではなく、元々睡眠の質が高くないから音楽を聴いてフォローしているような気がする。もし就寝前に音楽を聴けなかったら、ボクの場合は眠れない日がもっと増えるのは確実だと思う。
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