究極的な共感は武器となる
今日もApple Musicの不具合は継続中。きっかりと15秒が経過すると音楽が止まる。何をやっても改善できないので、次のiOSアップデートまで待つことにした。
だからMacBook Airを使っているときはApple Musicを聴いて、iPhone11を使っているときはAmazon Musicを利用している。困ったときの選択肢を普段から準備しておくことで、臨機応変に対応することができる。
まさにそんな状況にぴったりの映画を観た。一度観たという記憶があるけれど、もしかしたらボクが観たのは1981年版だったかもしれない。なんせ誰もが知っているストーリーだからね。
2021年 映画#97
『タイタンの戦い』(原題: Clash of the Titans)という2010年のアメリカ・イギリス映画。ボクの大好きなイギリスの俳優さんがメインなので、それだけでワクワクする作品。そのうえ大好きなギリシャ神話が題材なので、完全にハマってしまう内容だった。
CG等の特殊映像の使い方は『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリーポッター』を感じることができて、イギリス映画の匂いがプンプンして最高。人間と神のハーフ、つまり半神であるペルセウスの活躍を描いた物語。
ペルセウスは人間の女王とゼウスの間に生まれた子供。ゼウスの兄である冥界の王のハデスの陰謀によって、人類を滅ぼすクラーケンという怪物が解き放たれた。クラーケンは人間には倒せない。だから人間でもあり、かつ神でもあるペルセウスにしかできないということ。
人間の両親に育てられたペルセウスは、出生の秘密を知っても人間として生きようとした。だけど最終的には自分のうちにある神の力を使うことで、クラーケンを倒している。人間でもあり神でもあるということは、究極的な共感性を有していることになる。
どちらでもあるということは、臨機応変にどちらにもなれるということ。だからそれは彼しか持たない武器としてこの映画では扱われている。もちろんギリシャ神話を知っている人には説明するまでもなく、ペルセウスはメドゥーサという見たものを石にする怪物を使ってクラーケンを滅ぼしている。
とにかく中心的なキャストがイギリス俳優で固められている。ゼウスはリーアム・ニーソン。これが似合いすぎて笑ってしまった。そして悪役のハデスは、名優のレイフ・ファインズ。まさか悪魔の代表としてここでヴォルデモートが登場するとはwww
そして主人公のペルセウスを演じたサム・ワーシントンもイギリスの俳優。『アバター』のイメージが強い俳優さんだったけれど、このペルセウス役は良かったなぁ。こうなったら続編の映画が気になるところ。
それで調べてみると、これは絶対に見逃せないと思ってしまった。だって続編にはこの3人に加えて、ビル・ナイとロザムンド・パイクが出演している。この二人のイギリス俳優が共演しているなら、何がなんでも観なくては。近いうちに続編を観ることに決めたぞ!
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