斜め上から攻める愉快なホラー
久しぶりにブログサイトがトラブっているらしく、パソコンでログインできない。仕方ないのでスマートフォンで更新中。ということで長い文章が書けないので、今夜のブログは短縮バージョンにしておこう。
まずは景気づけに美しいハーモニーを。ベストアルバムをリリース中のリトル・ミックスが、新曲のライブ映像を配信した。彼女たちの歌唱力の高さを実感できる映像なのでリンクしておこう。曲は『Between Us』というタイトル。
さてちょっと変わったホラー映画を観た。B級映画の雰囲気はしていたけれど、これが想像を超える面白さだった。いままでのホラーとパターンを変えているので、とても新鮮に感じられる作品だった。
2021年 映画#179
『キャビン』(原題:The Cabin in the Woods)という2012年のアメリカ映画。
5人の大学生が湖畔の別荘へ遊びに行く。そこで起きる惨劇を描いたもの。ここまではありがちな展開。あえてその線を狙っているのだろう。ところがこの映画には他のホラーと違う前提がある。
この5人の行動はある組織にコントロールされたものだった。最新のシステムで彼らの行動は監視されていて、生中継されている。ある意味リアリティ番組と同じなんだけれど、そう簡単な問題じゃない。
この組織は国家が関わっている。なぜなら人類の滅亡がかかっているから。この5人が予定どおりに死んで生贄となってくれないと、悪の神が地上に復活して人類は全滅させられる。かなり突拍子な設定。
だから5人が一人ずつ死ぬたび、この施設の職員たちは喜ぶ。勘違いで全員が死んだと思ったときには、盛大なパーティーが行われたほど異様な世界。この施設には定期的に生贄を殺すために、本物のゾンビだけでなく、狼男やゴースト、半魚人等の怪物が保存されていた。
ところが5人のうちデイナとマーティという男女の二人が、本物のゾンビの攻撃に耐えて生き残ってしまう。それだけでなくこの施設の秘密を知った二人は、すべての怪物を解放してしまう。だから祝杯をあげていた職員たちもあっという間に殺されていく。
悲惨なようだけれど、これが妙に面白い。エグいシーンもあるのに、どこか笑えてくる。ホラー映画という陰湿な雰囲気はなく、むしろブラックコメディの要素が強い。とにかく楽しめる作品なので、ホラー好きの人にはかなりオススメ。
もちろん二人が生き残るので、人類は滅亡してしまうんだけれどねwww
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