2022年に起きそうなこと
2022年も3ヶ日が終わって、普通モードになりつつある。昨年は新型コロナによる緊急事態宣言ばかりの日々だったせいか、どことなく浮かない気分だった。だからこそ、今年は明るい1年にしたいという気持ちはある。でも世界の情勢を見ていると、やはり不安が先立ってしまう。
今年はどんな1年になるんだろう? ということで2022年に予定されている出来事がまとめられた記事を紹介しよう。
女性の結婚年齢が変わる?男性版産休がはじまる?2022年に起きる12のできごと
とりあえずリンク先の記事で紹介されている出来事を列挙してみる。
・2月、北京冬季五輪が開幕
・3月、韓国大統領選
・4月、成人年齢が18歳に引き下げ
・4月、女性が結婚できる年齢が18歳に引き上げ
・4−6月ごろ、同性婚東京訴訟の判決
・5月、沖縄の本土復帰50周年
・5月、フィリピン大統領選
・7月、参議院選挙
・10月、新しい男性育休がスタート
・11月、アメリカ中間選挙
・11月、中東カタールでサッカーW杯
それぞれの内容を詳しく知りたい人は、リンク先の記事を参照してもらうとポイントが理解できると思う。
このなかでボクが関心を持っているのは、北京五輪、韓国大統領選挙、成人年齢の引き下げ、アメリカの中間選挙。北京五輪は人権問題に対する抗議が起きている。外交ボイコットが実施されるなか、中国がスポーツの祭典をどのように運営していくか注目している。
韓国の大統領選挙も北京五輪と並び、この先の東アジアの情勢に影響がある。韓国が中国や北朝鮮寄りの路線を進むのか、日本を含めたアメリカサイドへの方向を選択するのか気になるところ。その結果によっては、台湾を火種とした東アジアにおける武力紛争が無視できなくなってしまう。
成人年齢の引き下げは当然だと思う。飲酒、喫煙、公営ギャンブルは従来どおりの20歳というのが日本らしいね。女性の結婚年齢引き上げは、遅すぎたように思う。これは明らかな男女差別だったから。
アメリカの中間選挙は、当然ながらバイデン政権の審判となる。これだって結果によっては、世界情勢に大きな影響を及ぼす。アメリカの内政混乱に乗じて、中国やロシアが不穏な行動を取っても不思議じゃない。
すでに起きていることなので、リンク先の記事では列挙されていないことがある。それは世界で進行中の紛争。台湾を自国の領土と言い張る中国の動き、ウクライナにおけるロシア軍との緊張、実質的に内戦となっているミャンマー、そして政情不安と暴力が横行しているアフガニスタン。
これらの緊張が、いつ暴発するかわからない。2022年における最大の懸念は、国境を起点とした異常な緊張状態だと思う。2022年のスタートで感じているこれらの不安が、単なる杞憂でしかなったと年末に笑って話せればいいなと願っている。
ブログの更新はFacebookページとTwitterで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする