高羽そらさんインタビュー

絶対に映像化できない作品

年明けから順調にパソコンでログインできていたブログサイト。だけど今日の午後からアクセスが不安定になっていて、予想した通り夕方のブログではログインできなかった。面倒だけれどスマートフォンで更新するしかない。


ログインできないのは、もしかするとあまりに恐ろしい作品を紹介しようとしているせいかも。アステカの神の祟り? そう感じてしまうほど恐ろしい、いやおぞましい小説を読んだ。

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 2022年 読書#2

『テスカトリポカ』佐藤究 著という小説。第165回直木賞を受賞したことで手にした本。実はこの作品は審査した選考委員がかなり揉めたことで話題になった。


この作品を推す人と、反対する人が激論を交わしたらしい。なぜならあまりにも恐ろしい世界を描いた小説で、直木賞の作品としての資質を問われたから。その事実を知っていて読了した。確かにこれは揉めるだろう。いやぁ、マジで久しぶりにエグ度がマックスだった。


ボク個人としては面白く読んだ。よくこれだけ調べたなぁ、と著者の努力を想像するだけで気が遠くなりそうだった。その証拠に、巻末に書かれている参考文献を見たら驚く。


本音を言えば、映像で観たい作品。だけどおそらく無理だろう。この作品をそのまま映像化するのは不可能。R18指定どころじゃすまない。ジャンル的には裏世界の抗争を描いたものだけれど、ほぼスプラッターの世界だからねwww


これから読む人もいるだろうから、ネタバレはやめておこう。長い小説で単行本で560ページほどある。主要登場人物は二人の男性。


一人はコシモという名の若者。母はメキシコ人で、麻薬カルテルが支配する街から逃げるようにして、最終的には日本へやってきた。そこで暴力団の幹部と出会いコシモを産む。


だけど父親は自暴自棄となった暴力団の幹部で、母は麻薬のジャンキー。結果としてコシモは両親を殺害して少年院へ入れられる。


もう一人の人物はメキシコの麻薬カルテルを仕切っていたバルミロという男。残虐な男として知られていたが、対抗するカルテルに兄弟や妻子を殺されて、ジャカルタまで逃げる。そこである日本人と出会い、日本で新しい商売を始める。それで資金を稼いだあと、メキシコに戻って家族の復讐をすることを悲願としていた。その新しい商売というのがヤバい。


それは臓器売買。元々は腎臓を売っていた。麻薬中毒で金に困った人間なら、二つのうち一つの腎臓を差し出すことで借金を返せる。ところが大金持ちが心から望んでいるのが、若くて健康な心臓だった。


心臓は人間に一つしかない。つまり闇で心臓を密輸しようと思えば、人を殺すことになる。パルミロは日本の暴力団、中国のマフィア、インドネシアのテロリストたちと協力することで、この心臓密売を始める。


詳細は割愛するけれど、ターゲットになったのは日本人の無国籍の子供たち。その事業が始まる過程で、バルミロとコシモは出会う。家族のいないコシモは恐ろしい殺人マシーンとなる能力を備えていた。だけど性根は優しい人間。


でもコシモはバルミロによって最強の殺し屋として訓練される。その象徴がテスカトリポカというアステカの神。親子のような二人が、物語のラストでどのような運命を迎えるのか? 気になる人は是非ともこの異質な世界を体験してほしい。


ただしかなりエグいからね。イメージ力が豊な人なら、夜中にうなされるかも。ボクは現実とフィクションの切り分けができるので大丈夫だった。それでもこのまま映画化されたら、絶対に観ないと思う。本当は観たいけれどwww


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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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