高羽そらさんインタビュー

日本の戦後教育による弊害

アメリカのバイデン大統領が来日していて、今日の午前中に天皇陛下と会談している記事を見た。写真を見ている限り、とても有意義な会談だったよう。3年前にトランプ大統領が来日したときも、天皇陛下の礼節ある応対を頼もしく感じた記憶がある。

 

今日の会談の写真を見ていて、ボクは天皇陛下の祖父にあたる昭和天皇のことを思い出した。昭和は64年もあったから、ボクの世代にとって天皇陛下といえば昭和天皇だろう。そんなことを感じたのは、おそらくこの本を読んだからだと思う。

 

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2022年 読書#52

『[新版] 日本国紀』下巻 百田尚樹 著という本。上巻の感想については、『日本史の教科書にするべき本』という記事に書いているので参照を。百田さんが日本通史を記した書籍で、下巻は明治維新から令和まで書かれている。

 

上巻の感想のときに書いたように、3年前に出版されたこの本の単行本は保存版として手元に置いている。この文庫はその単行本を大幅に加筆修正したもので、完成版として位置付けられる作品だと思う。

 

特に下巻はボクたちのような戦後生まれの人間が知らない、そして知るべき事実が分かりやすく書かれている。そんな不思議なことが起きているのは、日本の戦後教育が偏ったイデオロギーから影響を受けていたから。

 

日本が連合国に全面降伏してGHQの占領下となったとき、GHQは日本を無害化することに専念した。その最たるものは日本国憲法の押し付けであり、これは現代においても大きな課題となっている。教育に関しては、戦後すぐにGHQは「教職追放」を強行した。

 

戦前から戦中に在職していた教育者を現場から追放した。そしてその代わりに呼び寄せたのが政治犯となっていたような共産主義者や社会主義者の教師や学者たち。そうして日本を骨抜きにしてアメリカに逆らうようなことがない国にしようとした。

 

それゆえ大学の教授たちは日本の過去を否定し、共産主義的な思想を植え付けようとした。その代表が日教組で、ボクたちの世代はモロにその影響を受けている。そこから生まれたのが『自虐史観』というもの。日本のせいで世界に迷惑をかけた。だから反省して二度と武力を持ってはいけないという思想。

 

すべて日本が悪かったという思想が刷り込まれ、その結果として『南京大虐殺』や『従軍慰安婦』、『徴用工問題』等の嘘が事実として国際問題化されている。それらがなぜ嘘なのかについて、百田さんは資料を提示して詳しく解説されている。信じられない人は一度読んでみるべき。

 

とにかくそうした国際問題は置いておいて、ボクが感動した場面を紹介しておこう。それは最初に書いた昭和天皇に関すること。戦前、戦中の日本は「立憲君主制」であって、北朝鮮のような「専制君主制」ではない。天皇陛下は頂点に立っていたけれど、あくまでも国会議員や軍部によって政治判断はなされていた。

 

昭和天皇の信条は「君臨すれども親裁せず」という姿勢。だから開戦のときには肯定も否定もされなかった。昭和天皇が唯一裁断を下されたのは、「2.26事件」のときに反乱兵を制圧するように命じられたときだけ、とのこと。

 

それゆえ連合国から降伏を求められたときも、昭和天皇は黙っておられた。だけど軍部は結論が出せない。そこで昭和天皇に意見を求めたところ、降伏するべきだと明確に口にされた。その瞬間、日本の終戦が決まった。そして言葉を発せられた。少し長いけれど、感動したので書かせてもらう。

 

「大東亜戦争が始まってから陸海軍のしてきたことを見ると、予定と結果が大いに違う。今も陸軍大臣、陸軍参謀総長と、海軍訓令部総長は本土決戦で勝つ自信があると言っているが、自分は心配している。本土決戦を行えば、日本民族は滅びてしまうのではないか。

 

そうなれば、どうしてこの日本という国を子孫に伝えることが出来ようか。自分の任務は祖先から受けついだこの日本を子孫に伝えることである。今日となっては、一人でも多くの日本人に生き残ってもらい、その人たちが将来再び起ち上がってもらう以外に、この日本を子孫に伝える方法はないと思う。そのためなら、自分はどうなっても構わない」

 

この言葉を聞いて、会議に参加していた人たちは慟哭したとのこと。国民を守り、この日本を残すためなら、自分は死んでもいいと言われた。この言葉はあまり知られていないと思う。ボクは改めて読み直して、心の底から感動した。この本が一人ても多くの人に読まれることを願っている。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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