誰かこの現象を解明して!
ボクが何度も観る映画があって、それらの作品に共通しているのは『泣ける』こと。それも悲しくて泣くのではなく、感動の涙があふれてくる作品。涙を流すことでストレス物質が出ると言われているので、定期的にそうした作品が観たくなるときはストレスが溜まっているのかもしれない。
そんな『泣ける』作品はいくつもあるけれど、ボクの場合多いのがミュージカル映画。たとえばクリント・イーストウッドが監督した『ジャージー・ボーイズ』なんて、映画を観なくてもそのシーンを思い出しただけで泣けてくる。
そんなボクが『泣ける』ミュージカル映画が、久しぶりにBSで放送されていたので観た。
2022年 映画#71
『マンマ・ミーア!』(原題: Mamma Mia!)という2008年のイギリス・アメリカ・ドイツの合作映画。何度観たか思い出せないけれど、おそらく両手では足りないと思う。映画の内容については有名過ぎるので説明不要だろう。
『泣ける』シーンはいくつもあるけれど、この写真のシーンなんかボロボロと涙が出てくる。結婚式を控えて、母親役のメリル・ストリープと娘役のアマンダ・サイフリッドが準備をする場面。娘を手放す母親の想いが伝わる曲で、ABBAのナンバーでも名曲のひとつだと思う。
最高にウルウルするのは、娘の結婚式の直前にメリル・ストリープがピアース・ブロスナンに彼女の気持ちをぶつける場面。夕日を背景にしたシーンなのでNGが出せない。そんなプレッシャーをものともせず、ワンテイクでオーケイが出たという凄い場面。感動で涙が止まらなくなる。
ただボクの場合、ミュージカル映画に関しては特殊な現象が発生する。極端に言えばストーリー的にまったく感動するシーンじゃないときも、音楽が流れてダンスが始まるだけで『泣けて』くる。極端な場合、新曲をリリースしたミュージシャンのミュージックビデオを見ていて『泣けて』くることもある。
映画としてのストーリーの流れで泣くのはわかるけれど、笑えるようなシーンでもボクは泣いてしまう。とにかく歌とダンスがミックスされるだけで、心が揺さぶられて涙が出てくる。心理学的にこの現象は解明されていないんだろうか? もしそうだったら、心理学者にこの現象を解明して欲しい!
買い物に出て帰り道には、いつも音楽を聴きながら帰ってくる。実はこのときもひそかに涙をこらえていることがあるwww
まったく映画と関係ない普通の曲を聴いているのに、曲の雰囲気でこんな場面ならぴったりだなぁと想像してしまう。やがてその場面が見えてきて、本当に映画を観ているような気がしてくる。すると先ほどの現象が起きて、涙が出てきそうになる。
ええ歳のオッサンがスーパーのレジ袋を両手に下げて、耳にイヤホンをつけて泣きながら歩いているところを想像するだけでおぞましいwww
だから必死で涙をこらえるか、そんなシーンを想像しないように気をつけている。でもついやってしまうんだよねぇ。困ったものだ。
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