高羽そらさんインタビュー

100年の時を結ぶ理由に感涙

コリン・ファレルとラッセル・クロウがニューヨークを舞台にして血みどろの争いをする?

 

この説明だけで、ボクの頭ではマフィア映画しか浮かんでこない。チラッと観た映像でも、ラッセル・クロウは暗黒街のボスという風貌だった。

 

たしかにそういう部分はあるけれど、この作品はマフィア映画ではなくファンタジーだった。それもボクの感動ツボにストライクの内容で、エンディングでは大泣きしてしまった。

 

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2022年 映画#75

『ニューヨーク 冬物語』(原題:Winter’s Tale)という2014年のアメリカ映画。映画のテーマとして善と悪の戦い、天使と悪魔の戦いが前提になっている。それゆえダメな人はダメかも。だけどボクのようにハマる人には、忘れ難い作品になるはず。

 

物語は1895年から始まる。ある若い夫婦がアメリカに移民申請するが、結核にかかっていることがわかり拒否される。この『結核』という当時の死病がキーワードとなる。この夫婦は強制出国の船に乗せられたけれど、赤ん坊を小さな小舟に乗せて海に流した。

 

そして1916年。この赤ん坊は成人して、コリン・ファレル演じるピーターという凄腕の泥棒になっていた。ボスはラッセル・クロウが演じるパーリーで、正体はこの地区を担当する悪魔。人間を不幸にすることが任務で、天使の奇跡を邪魔することをルシファーに命じられている。ちなみに悪魔の親分であるルシファーを演じているのがウィル・スミス。

 

人を殺すパーリーのやり方に嫌気がさしたピーターは、組織から抜けようとして命を狙われていた。その途中、ある豪邸に暮らすべバリーという女性と出会う。彼女は『結核』で余命いくばくもない。天使がピーターを通じて赤毛の女性に奇跡を起こすことを、悪魔のパーリーは知っていた。

 

運命の二人は出会った瞬間に惹かれ合う。パーリーが奇跡を阻止するためにベバリーを殺すことを知ったピーターは、彼女を連れてパーリーの担当地域外の北部に逃げる。ところが刺客を放ったパーリーによってべバリーは命を落としてしまう。ピーターは奇跡を起こすことなくパーリーによって川に突き落とされてしまった。

 

それから100年ほど経過した2014年。記憶をなくしたピーターは100年前の若い姿のまま生きていた。奇跡を起こすという使命を果たすまでは歳を取らない。やがて少しずつ記憶を取り戻したピーターは、ある日アビーという『末期癌』で死期を迎えている少女と出会う。アビーは赤毛だった。

 

つまりピーターが奇跡を起こすべき相手は、100年前のベバリーではなく、現在のアビーだったということ。天使に騙されていたことを知ったパーリーは、ピターの奇跡を妨害しようと二人の命を狙う。ところがピーターは奇跡を起こしてアビーの命を救ったあと、100年の時を超えて愛するベバリーが待つ宇宙へ旅立っていくというラスト。

 

簡単にストーリーを書いたけれど、実際はもっと深く練られている。ただ映画という尺の制約があるので、ディテールにこだわる人には不満を感じるかもしれない。テーマがテーマだけに、天使と悪魔の対決そのものに共感できない人もいるだろう。

 

ボクにとっては最高に素敵な作品だったので、原作小説をすぐにチェックした。おそらく原作では、登場人物たについてもっと奥深く語られているだろうと思う。文庫で上下巻に分かれている長編だったので、読む日が待ち遠しいなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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