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高羽そらさんインタビュー

中国でスマホを使うのはヤバい

今年の冬に開催された北京オリンピックで、個人のスマートフォンを使わないようにと選手に警告する国がいくつもあった。日本もそうだったし、アメリカのオリンピック委員会などは、中国に入国する選手たちにスマートフォンを支給した。

 

その理由は、中国での携帯端末の通信はすべて監視されているというもの。噂程度ならまだしも、持っていかないように警告するなんて普通じゃない。それはかなり確実な証拠をつかんでいるということ。

 

それでも具体的な被害が出ることなく北京オリンピックが終了すると、心配することじゃなかったのかなと思ってしまう。ところがある記事を読んでゾッとした。やっぱり中国でスマートフォンを使うのはヤバそうな気がする。

 

中国の地方政府、コロナ対策アプリを悪用して抗議活動の参加者を拘束か

 

先月の末から、中国の地方では大きなトラブルが起きている。いくつかの金融機関で預金が引き出せないというもの。河南省の投資会社「河南新財富集団」による何らかの犯罪に関連して、預金システムの見直しということで預金が引き出せない。

 

つい先日に投資会社の人間が逮捕されている。だけど預金の引き出し制限が続き、市民たちが抗議行動を起こした。中国政府に対して潜在的に不満を持っている人は一定数いると見られていて、こうした事態が起きることを中国政府は嫌う。反抗的な人物が金融機関に対する抗議活動を背後であおり、政府への抗議活動へと展開させようとするから。

 

ところが抗議活動のために河南省に到着した人たちのスマートフォンから警告が発せられた。新型コロナウイルス感染症対策アプリのステータスが突如「赤」となり、強制隔離の対象となる知らせだった。この段階で自由な移動が制限されてしまう。つまり抗議行動に参加できない。

 

現地の人たちには、抗議活動を沈静化するために、地元政府がコロナ対策アプリを不正に利用したのではないかとの憶測が広がっているそう。河南省の鄭州市政府は、アプリの不正利用について捜査すると述べている。でも住人たちは信用していないとのこと。

 

とにかくこの事実からわかることは、中国でのスマートフォンの利用は監視されているということ。そうだろうとわかっていても、具体例を見せつけられるとビビる。リンク先の記事は概要しか書かれていないのでわからないことは多い。無差別に通知がいったのか、それとも抗議行動に参加する人間だけに『赤』色が出たのか不明。

 

もし後者だとしたら、さらに怖い。普段から行動や言動をチェックされているということ。昨日夕方のブログでボクが紹介した『1984』という小説と同じ状態。もし中国政府の悪口など言っていたらと思うだけで、背筋がゾワゾワしてくる。

 

ボクが中国へ旅行することはないだろう。だけどもし中国へ入国する人は、スマートフォンを使わないほうがいいかもよ。いきなり拘束されたって不思議じゃないような気がする。ほんと怖い国だよなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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