やっぱ左利きはマイノリティ
テレビのロケ番組を見ていると、最近は左利きで食べているタレントさんが増えた。以前ほど左利きはダメ、という感覚がなくなっているのだろう。
ボクは左利き。でもボクの子供時代は、左利きは無作法の代名詞だった。だから親からは全力で矯正され、お箸とペンは右で書くようになった。うまく書けないから、子供のころは字が下手なのがコンプレックスだったなぁ。
だけどスポーツ関係は無理。野球、テニスやバトミントン、ボーリング等もすべて左。剣道を習ったときに竹刀を逆に持つと、「左利きなんて関係ない!」と一喝されたけれどwww
荷物を持つときも、重いほうは左手で持つ。もちろんマグやビールのジョッキも左手。以前にブログで書いたことがあるけれど、我が家の近所に洋菓子店のやっているカフェがある。そこそこ美味しい料理が提供されているけれど、問題はコーヒーカップ。
デザイン重視で選んだのだろうけれど、左手では持てない構造になっている。あっ、このお店はそういうことに意識が向かないんだなと感じてしまった。だから最近はまったく行っていない。
逆に京都にはとても心地いいビヤホールがある。中年の男性が料理等を運んでくれるお店。ビールのジョッキは最初だけ右利き用に置かれる。だけどお代わりのときの向きをチェックしていて、次からは必ず左利き用にジョッキを置いてくれる。これだけでそのお店のクオリティの高さを感じられた。
つまりまだまだ左利きはマイノリティだということ。ある記事を読んで、なるほどなぁと思った。
『回転寿司』がなぜ右回りなのか知ってる?意外すぎるその理由とは?
ちょっと面白い記事。回転寿司が右回りなのは、日本人の9割が右利きだからとのこと。利き手が右の場合、右回りのほうが皿を取りやすい。さらに同じく右が利き目の人が多いので、流れる寿司がより早く視界に入るそう。
ということは左利きのボクは皿が取りにくいし、流れてくる寿司が視界に入りにくい?
まぁマイノリティだから仕方ないよね。圧倒的に右利きの人が多い世界に住んでいるんだから。ちなみにリンク先の記事には興味深いことが書かれていた。回転寿司は右回りだけれど、人間の本能として右回りは違和感を持ちやすいそう。
天体の公転や自転は左回りなので、人間は左回りの方が自然に感じられるらしい。だから野球のベースや、陸上競技は左回りになっているそう。逆に違和感を強調するため、お化け屋敷やジェットコースターは右回りになっているとのこと。
なんでもないことだけれど、人間の感覚って面白いよね。
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